【ビットコインのレイヤー2】STX(Stacks/スタックス)の買い方・特徴・将来性

STX(Stacks)とは

Stacks(スタックス)は、ビットコイン・レイヤー2のブロックチェーン。

2023年に入って、ビットコインエコシステムのレイヤー2が多く開発されるようになりましたが、その中でも1番手と言っても良いでしょう。

Stacks(スタックス)は、イーサリアムの十八番と言っても良いスマートコントラクト機能を提供するために開発されたブロックチェーンです。

暗号資産(仮想通貨)界で最も安全とも言われているビットコインのセキュリティを活かしつつ、ビットコインのチェーンを維持した状態でスマートコントラクト機能を実装できるようにしています。

今までは、Web3業界のDApps(アプリ・サービス)は、スマートコントラクト機能を保有するイーサリアムの独占でした。

が、Stacks(スタックス)のブロックチェーンの登場で、世界が変わるかもしれません。

STXトークンは、Stacksブロックチェーンのネイティブトークンです。

Stacksネットワークでの手数料の支払いや、マイナー報酬に使用されています。

また、ネットワーク上のトランザクションを強化したり、バリデーターがコンセンサスに参加したりするために必要です。

単位	STX
通貨名称	STX
誕生	2019年
時価総額(2024年4月)	6,670億円(26位)
発行上限枚数	約18億STX
購入できる取引所	Bybit　MEXC

スマートコントラクトとは?

簡単言うと、第三者(人)を介さずに、契約内容を自動で実行する仕組み。

スマートコントラクトが機能することで、契約が完了するとブロックチェーンに記録されていきます。

第三者を介さずに、契約内容を自動で実行することが出来るため、契約内容の改ざんがされない、取引時間の短縮、人件費の削減などに繋がります。

スマートコントラクト自体は、イーサリアムに関係なく存在していましたが、イーサリアムによって大きく広がった仕組みといえます。

Stacks(スタックス)の開発企業は?

ニューヨークに本社を置くBlockstack PBC社が、Stacks(スタックス)を開発しました。

コインポストのこの記事にもあるように、米SECの規定に準拠したアメリカで初のトークンセールに成功した企業です。

その際に、海外著名ファンドからも出資を受けて、16億ほど調達しています。

STX(Stacks)の特徴2つ

大きく分けるとこの2つ。

Proof-of-Transfer(PoX)と呼ばれる新しいコンセンサスアルゴリズム
DAppsの構築を簡単にするにするソフトウェア開発キット

少し内容が複雑なので、軽く読み飛ばしてくださいね。

Proof-of-Transfer(PoX)と呼ばれる新しいコンセンサスアルゴリズム

ビットコインのブロックチェーンは、世界で最も安全なネットワークの1つです。

これを保持しつつ、開発されたStacks(スタックス)のブロックチェーンも最も安全なネットワークと言えます。

つまり、Stacks(スタックス)上に構築されたアプリやサービスもハッキングなどの被害にあう可能性が非常に低いとも言えます。

さらに、ビットコインのTPS(7件)を補完するために、レイヤー2であるStacks(スタックス)上で多数のトランザクションの処理を行います。

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するためにも重要な役割を果たします。

DAppsの構築を簡単にするにするソフトウェア開発キット

Clarityというプログラミング言語も使用していて、開発者フレンドリーなソフトウェア開発キットも用意されています。

Clarityは、スマートコントラクト用に特別に設計された言語であると同時に、開発者にとっても非常に使いやすい言語。

これにより、開発者にとっても安全でスケーラブルにDAppsの構築を可能にします。

Stacksを使用して開発してくれる開発者が沢山存在することが、そのブロックチェーンの価値を高めることにもつながるので、非常に重要な要素です。

STXの買い方

STXはBybitで購入できますよ。ただその前に、少し準備が必要です。

流れはこちら。

Bybitの口座開設をする
Bybitの入金アドレスをコピーする
GMOコインでXRPを購入する
GMOコインで送付先の登録をする
GMOコインからXRPをBybitに送金する
XRPをUSDTに変換する
BybitでSTXを購入する

先程もお伝えしましたが、GMOコインからBybitへの送金をおすすめします。

GMOコインを選択する理由は3つ。

XRPを取引所で購入できること(メイカー手数料は0.01%返ってくる)
国内取引所では超大手取引所の1つで安心できること
Bybitへの送金手数料は無料であること

から個人的には今回はGMOコイン一択。

同じ流れにしたい方で、まだGMOコインの口座が無い方はこちらをどうぞ。

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ステーキング報酬もしっかりと確保
入出金手数料が無料

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GMOコインの公式サイトは
こちら

GMOコイン公サイト
https://coin.z.com/jp/

今回はGMOコインからBybitへの送金の流れで解説しますが、他の取引所が良いという方は、こちらも参考にしてみてください。

ビットバンクからBybitに送金する方

コインチェックからBybitに送金する方

OKCoinJapanからBybitに送金する方

ビットトレードからBybitに送金する方

BITPOINTからBybitに送金する方

Bybitの口座開設をする

Bybitの口座開設がまだの方はしっかりと口座開設を済ませておいてください。

>>Bybitの口座開設はこちら

やり方については、こちらの記事をどうぞ。

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Bybitの入金アドレスをコピーする

Bybitにログインします。

ログイン後、メニューの「暗号資産を購入」の「暗号資産を入金」を選択。

そして、入金したい通貨は「XRP」を選択。

チェーンは「XRP」しかないので、そちらを選択。

「確認しました。」クリックすると、アドレスと宛先タグが表示されます。

これをコピーしてメモっておきます。

Bybit側のXRPの最低入金額は0XRPなので、送金先の最低入金額を気にすればいいです。

GMOコインは最低送付数量が50XRP以上なので、それ以上のXRPを入金すればOKです。

GMOコインでXRPを購入する

GMOコインでまだXRPを購入していない方は購入しておきましょう。

GMOコインは手数料の安い取引所で購入できるので、取引所で購入します。

個人的におすすめな注文方法は

指値：成行よりも安く購入しやすい(注文レートにもよる)
Post-Only：本当に若干取引が成立しにくくなるけど、売買金額の0.01%手数料をもらえる

成行は注文レートの選択が無く、すぐに取引数量だけ入力してすぐに購入できます。

が、少し高値で購入することになります。

急いでいない方は指値で自分の購入したい価格で購入した方が良いです。

今回はコチラを送金していきます。

GMOコインで送付先の登録をする

メニューの入出金「暗号資産」を選択し、「XRP」を選択。

「送付」-「新しい宛先を追加する」をクリック。

「GMOコイン以外」を選択。

「取引所・サービス指定のウォレット」を選択。

「ご本人さま」を選択。

「宛先上の登録画面へ」を選択。

宛先名称：Bybit(自分の分かりやすいもので何でも)
リップルアドレス：Bybitからコピー
宛先タグ：Bybitからコピー
送付先の所在地：日本以外
送付先の住所：アラブ首長国連邦
送付先の名称：Bybit
受取人氏名：自分の氏名

「確認画面へ」をクリック。

内容を確認して、「登録する」をクリック。

まだ終わっていません。

メールが届くので、URLをクリック。

もう一度内容を確認して、「認証を完了する」をクリック。

ここからGMOコイン側の審査に入ります。

これはタイミングにもよりますが、僕は平日の午前中にやってみて、審査完了までに40分ぐらいかかりました。

GMOコインからXRPをBybitに送金する

その後、GMOコインのリップルの箇所から「送付」-先程登録した宛先を選択。

内容を確認してOKであれば、「次へ」をクリック。

送付数量を入れて(最小数量は50XRP)を入れて、2段階認証をして、「確認画面へ」をクリック。

最終確認して、「実行」をクリック。

これで送金完了です。

あとはBybitでの入金を待ちます。

今回は、約1時間ほどで入金完了しました。Bybitのメール通知をonにしていれば、登録したメールアドレスにも入金のお知らせが届きます。

Bybitの画面で「プロフィール」⇒「資産の詳細」⇒「統合取引アカウント」を見てみると、

しっかりと50XRP入っていました。

これで入金完了です。

ちなみに、余談ですが、これを暗号資産(仮想通貨)界のドルといってもよいステーブルコインUSDTへの変換も一応ご説明しておきます。

Bybitの現物取引所で売却するだけです。

興味ある方はどうぞ。

XRPをUSDTに変換する

普通に取引所でXRPを売却してUSDTにすればOKです。

Bybitの場合、XRPのまま取引することができないのでUSDTに交換しておきます。USDTで購入できる通貨が圧倒的に多いので。

Bybitの画面でXRPを検索。

取引画面に移ります。

現物にする
売りを選択
注文方法：指値or成行(他にもあるけど初心者は無視)
売却したい金額
売却した数量
ポストオンリー：どちらでもよい(Bybitの現物取引は手数料が一律0.1%なので)

「XRPを売り」を押して、確認画面で確認して完了です。

取引の申請自体は一瞬。

ただ、成行でなく指値とした場合にはその売却金額にならない限り売ることは出来ません。

なので、待つのが面倒な方は成り行き注文、もしくは今の価格に限りなく近い売却金額とするかですね。

BybitでSTXを購入する

STXは、Bybitで購入します。

現物-取引の「STX/USDT」を選びます。

買いを選択し、数量・価格を入れて、「STXを買い」で購入可能です。

Bybit(バイビット)が向いている人

暗号資産(仮想通貨)取引に少し慣れた人
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>>GMOコインからBybitへの送金方法を徹底解説

STXの価格推移・チャート

2019年からのチャートを見ていきます。

2021年4月に290円を突破
2021年11月に330円を突破
2022年12月に30円を割る
2023年3月に150円を回復
2024年1月に260円を回復

トークン上場後から2020円終わりまでは数円～30円台と低迷。

その後、第二次ビットコインバブルで330円を突破。

2022年12月に30円を再び割りましたが、2023年終わりに掛けて一気に上昇。

2024～2025年にかけて暗号資産業界全体が上場基調になることが予想されていることから、ビットコインのエコシステム上でのスマートコントラクト機能の実装を実現するStacksの注目度はさらに高いはず。

それでは、詳しくみていきます。

2019年～2021年の価格推移

2020年12月までは数円～30円台
2021年4月に290円を突破
2021年6月に一旦70円台まで下落
2021年11月に330円を突破

2021年は2段階で最高値を更新しました。

勢いのあるブロックチェーンである証拠です。

2022～2023年の価格推移

2022年6月に40円台に突入
2022年12月に30円を割る
2023年3月に150円を回復
2024年1月に260円を回復

2022年の不調は、仮想通貨全体の問題と言えるでしょう。

6月にステーブルコインLUNAの崩壊、11月の世界No.2の取引所FTX崩壊により、年初から大幅に下落しました。

ピークから2022年12月には1/10ほどまで下落しました。

その後、2023年は仮想通貨の年、ビットコインの年、ビットコインのレイヤー2を含めたライトニングネットワークの年。

ということで、2023年の1年間で8～9倍に上昇。

のちほどご紹介するTVLの伸びにより、Stacksの価格も2～4月に掛けて大幅に上昇。

また、年末にかけてTVLも伸びて、さらに上昇しました。

とにかく2024～2025年が楽しみです。

STX(Stacks)の将来性を考える上で大事なポイント2つ

将来性を考える上で、大事な要素がこの2つ。

ビットコインの伸び
Stacks上のTVLの増加

何といっても、この2つがかなり重要です。

ビットコインの伸び

2024年1月にビットコインの現物ETFが承認、4月に4度目の半減期を迎えるため、勢いづくビットコイン。

STX(Stacks)の将来を左右するのもこのビットコインの動きが重要です。

世界No.1であり続けるビットコインの注目度が消えることは恐らくないはず。

今後のビットコインの動き次第で、STX(Stacks)の価格、伸びにも影響するでしょう。

今後も非常に楽しみです。

Stacks上のTVLの増加

こちらが、2024年1月時点のStacksのTVL。

2022年後半に大幅に落ち込んだものの、2023年後半から急騰。

DeFiに資金が集まりつつあるので、TVLが伸びるか伸びないかによってSTX(Stacks)の価格も大きく変動していくでしょう。

TVLとは?

直訳するとロックされた金額の合計。普通のお金で行くと銀行預金のようなものです。多ければ多いほど、そのDeFiまたブロックチェーンの価値が高いと言っていいです。

Stacks上のDeFiでNo.1のALEXがほぼ独占状態。

ALEXについても非常に期待できる通貨なので、合わせて気になる方はこちらの記事をどうぞ。

STX(Stacks)の将来の価格予想

個人的には、2025年(次の半減期の翌年)には、低くても1,000円、化ければ2,000円というのもあると予想。

(2024年4月の)時価総額6,670億円：価格450円
(仮に)時価総額1.1兆円：価格800円
(仮に)時価総額2.9兆円：価格2,000円

仮に価格が2,000円だとしても、時価総額2.9兆円。

2023年の価格の伸びを見ると、Stacksへの期待値は相当高いものと推測されます。

仮に2025年に時価総額2.9兆円になるとしても、時価総額ランキングはトップ15程と予想。狙える位置にいると考えます。

有名サイトでの予想は?

暗号資産(仮想通貨)業界で有名な海外のサイトでの価格予想がありますよ。

(有名サイトの)2025年の最高値の予想

ばらつきはありますが、日本円だと1,070～1,600円ほど。

2024年4月と比べると、2.5～3.5倍程。

(有名サイトの)2030年の最高値の予想

かなりばらつきはありますが、日本円だと3,400～6,100円です。

2024年4月と比べると、8～15倍。

将来性のある通貨ですね。

STXに興味のある方は、Bybitでの購入がおすすめ。

Bybitで取引を行うためには、国内取引所で暗号資産(仮想通貨)を購入し、Bybitに送金するのがおすすめ。

個人的には、送金の早さ・送金手数料無料・超大手グループなど総合的にGMOコインからXRPを送金することをおすすめしています。

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>>GMOコインからBybitへの送金方法を徹底解説

STX(Stacks)に関するよくある質問

STX(Stacks)に興味を持っている方が、疑問に思うことに順番に答えていきます。

STXを購入すれば絶対に値段が上がるのか?
STXは国内の取引所では購入できるの?

STXを購入すれば絶対に値段が上がるのか?

絶対に値段が上がるということはありません。

面白い動きをするコインであることは間違いないですが、STX(Stacks)の価格が想像以上に伸びないこともあります。

なので、投資する場合には、少額かつある程度の余裕資金で投資しましょう。

STX(Stacks)は国内の取引所では購入できるの?

残念ながら国内の取引所では購入できません。

Bybitなどの海外の取引所での購入になるので、流れはこんな感じになります。

Bybitの口座開設をする
Bybitの入金アドレスをコピーする
GMOコインでXRPを購入する
GMOコインで送付先の登録をする
GMOコインからXRPをBybitに送金する
XRPをUSDTに変換する
BybitでSTXを購入する

といった流れになります。

【まとめ】Stacks(スタックス)は伸びしろ抜群のビットコイン・レイヤー2

Stacks(スタックス)は、ビットコイン・レイヤー2のブロックチェーン。

2023年に入って、ビットコインエコシステムのレイヤー2が多く開発されるようになりましたが、その中でも1番手と言っても良いでしょう。

今までは、Web3業界のDApps(アプリ・サービス)は、スマートコントラクト機能を保有するイーサリアムの独占でした。

が、Stacks(スタックス)のブロックチェーンの登場で、世界が変わるかもしれません。

StacksのTVLも急増傾向にあり、今後が楽しみなプロジェクトです。

ちょっと面白そうかも、このお金だったら無くなってもいいやという金額で投資することをおすすめします。

2025年までの個人的な価格予想です。

1,000円になる確率：80～90%
1,500円になる確率：50～60%
2,000円になる確率：10～20%

STXを購入するなら、日本人でも取引可能な海外取引所Bybitがおすすめです。

これから大きく価格が変動することも予想されるので、トレードによって利益を狙ってきましょう。

Bybitで取引を行うためには、国内取引所で暗号資産(仮想通貨)を購入し、Bybitに送金するのがおすすめ。

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