・テレアポで全然アポイントが取れない。
・電話をする時間帯で変わるのかなあ。
こんにちは、月間2万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトルです。そんなお悩みや疑問にお答えしますので、是非ゆっくりと見ていってください。
ここでは、これらの内容を解説していきます。
- 営業電話の法律上の時間帯の規制
- 営業電話を控えるべき時間帯
- 営業電話でターゲット別のおすすめな時間帯
- 初回の電話かフォローアップかによって異なる時間帯
僕自身は、みずほFG(中堅中小・大企業・ファンド営業)→M&A仲介→資産運用系ベンチャー→Web制作・Webメディア構築の個人事業主といった決してマネしないであろう道を進んでいます。
10年程度の営業マン生活では、多種多様な(業種・層)お客さんを相手にしてきたと自負しています。
銀行、M&A仲介会社での電話セールスの実体験、周囲の優秀な営業マンの実例に基づいて話を記載しています。
- テレアポ・電話営業に悩む方
- 営業初心者
- これから営業職に就く方
この内容を読み進め実践することで、徐々にテレアポの成功率が上がるはずです。
1.【テレアポ】法律上の時間帯の規制
時間帯に関して明確に規制されている時間帯はありませんが、特定商取引に関する法律施行規則の中に、電話勧誘について下記のように記載されています。
電話勧誘販売に係る売買契約若しくは役務提供契約の締結について迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘をし、又は電話勧誘販売に係る売買契約若しくは役務提供契約の申込みの撤回若しくは解除について迷惑を覚えさせるような仕方でこれを妨げること。
出典:特定商取引に関する法律施行規則第23条(電話勧誘販売における禁止行為)
とあるので、明確に時間は指定されてはいませんが、相手に迷惑の掛からないような時間帯に営業電話をすべきということになります。
2.【テレアポ】を控えるべき時間帯
控えるべきテレアポの時間帯は会社・個人によっても変わるので、それぞれ解説していきます。
2-1.会社
下記の通りです。
- 営業時間外:電話をしてもそもそも電話がつながらないので、時間の無駄
- ランチタイム:営業時間外だという態度をしてくる会社もある
- 終業間際:1日の仕事終わりで報告や仕上げでバタバタしていることが多い。また、回答が次の日になることで忘れられるリスクもUPする
2-2.個人
下記の通りですね。
- 9時前:常識的に考えて迷惑
- 12時~13時:食事の準備中や食事中は気分を害すだけ
- 20時以降(高齢者は、19時以降):入浴後~就寝前は落ち着きたいのでダメ
3.営業の電話でターゲット別のおすすめな時間帯
一般的には前述の時間を避けるのが良いですが、ターゲット別の効果的な営業電話の時間帯を解説していきます。
- 中小企業の社長
- サラリーマン
- 働いていない高齢者
それでは、ご覧ください。
3-1.中小企業の社長
これは賛否両論ありますが、あえてこの時間です。
- 始業時刻より少し前
- ランチの時間帯
- 終業時刻より少し後
が効果的です。
なぜなら、電話番の事務の人が出る確率が低くなり、直接社長か上の人が出る可能性が上がるから。
僕もM&A仲介会社の時に、部長からはこの3つの時間帯がゴールデンタイムだと言われてテレアポを掛けていて、実際に上の方や社長が出る可能性は少し高かったです。
ただ、注意すべきは始業より少し前、終業より少し後ぐらいは良いですが、あまりに時間が離れるとそもそもつながらなかったり、怒られたりするので注意してください。
3-2.サラリーマン
それはこの二つの時間帯です。
- 終業時刻よりも前の夕方(15~16時半)
- 会社帰り~夕食(18時半~20時)
午後の仕事に少しひと段落するティータイムと仕事が終わって解放されたタイミングが狙い目です。
なぜなら、少し気が緩んでいて、話を聞いてくれやすいから。
仕事で気が張っていてバタバタしている時間帯に、いきない営業の電話がかかってきても取り合ってくれないし、確実にすぐに切られるだけです。
3-3.働いていない高齢者
午前中の方が良いという人も結構いますが、個人的には午後の方が良いと思います。
なぜなら、働いていない高齢者は趣味が多いですが、大抵午前中の早いタイミングから趣味に没頭して、ランチして家に帰宅すというパターンが多いから。
年を重ねるにつれて早起きになるので、午前中の活動が活発です。
なので、ランチ後の14時から夕食準備前の17時ぐらいまでがおすすめの時間帯だと考えます。
4.【まとめ】営業電話はターゲット別に効果的な時間帯を選ぼう
今回の記事をまとめるとこのような感じです。
- 営業電話は、法律的には明確な規制は無いが、迷惑を掛けないことが大前提である
- 基本的には控えるべき時間帯は、営業時間外、ランチタイム、終業時刻前
- 中小企業の社長は少し特殊なので、あえて始業時刻前、ランチタイム、始業時刻後に掛けると直接出てくれる可能性が上がる
営業の電話は、どうしても嫌がられるもので、タイミングによっては一瞬で切られることもあります。
確率論の問題も大きいの、前を向いて頑張りましょう。一回一回の拒絶は気にしないでください。