銀行員生活は辛いし、辞めたい。
辞めて後悔しないかなあ。
銀行からの転職を成功させたい。
こんにちは、月間2万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトルです。2度の転職活動で10社以上の転職エージェントからのサポートを受けてきた経験を基に、そんなお悩みや疑問にお答えしていきます!
僕自身は、みずほFG(中堅中小・大企業・ファンド営業)→M&A仲介→資産運用系ベンチャー→Web制作・Webメディア構築の個人事業主といった決してマネしないであろう道を進んでいます。
「銀行を辞めたい」というあなたの気持ちをサポートするために、この4つのステップで解説していきます。
- 銀行を辞めたらどうなるのか
- 転職活動をどう始めたらよいのか
- どのような転職先を選べばよいのか
- 具体的にどのような面接対策を練ればよいのか
自身の転職活動や銀行から転職した沢山の同僚の話、今までお会いした10以上の転職サイト・転職エージェントを使った経験を基にまとめていきます。
この記事を読んでいくことで、銀行からの転職を有利に進めることができるはずです。
また、【銀行員の転職活動記】年収1000万でも辞めました!で僕のリアルな転職決意~転職活動~退職手続きまでの流れを全5話でまとめているので、イメージが湧きやすいはずです。
【銀行員の転職活動記】年収1000万でも辞めました!
1.銀行からの転職を考える
これらの4つの理由から銀行を辞めたいと考えている人は増加傾向にあります。
- 転職前提の入社が増加している
- 将来の銀行のビジネスモデルが不安である
- 転職することが当たり前の世の中になっている
- 銀行員の年収が以前ほど相対的に高くないから
ですので、自分だけが辞めてもいいのかなとは思わずに読み進めて下さい。
1-1.銀行を辞めたいんだけど、辞めちゃってもいいのかな⁈
辞めても問題ないです。
個人的には、2年以上辞めたいと思っているのであれば、即行動すべきだと思います。
なぜなら、2年以上辞めたいと思っている人は、2年後も同じことを思っている可能性が極めて高いから。
銀行に戻る地獄か、踏み出す怖さか、僕は踏み出す怖さを取って転職し、今は満足しています。
銀行を辞めるとこんな良かった理由をまとめると大きく4つあります。
- 無駄な時間の削減
- 無駄な出費を抑制
- 理不尽さからの解放
- 銀行員人生の後のリスクからの解放
次の記事で、周りの辞めたい仲間の本音、辞めて良かった理由をまとめているのでどうぞ。
【メガバンクを辞めたい?】みずほ銀行を辞めて良かった30のこと
1-2.銀行(メガバンク)を辞めて後悔しないのかな⁈
本音ベースで、僕は後悔はしていませんし、肌感覚的にも後悔してない人の方が多いという感覚です。
転職先にもよりますし、ポジションや年収面などもあるので、メガバンク・銀行を辞めて後悔する理由を先にまとめておきます。
- 転職して年収が下がること
- 福利厚生が悪くなる
- 取引先の反応に差が出る
- 個人の社会的信用力に差が出る
- 両親世代やメガバンクの同僚からはもったいないという目で見られる
特に30代以上で転職すると、ほぼ確実に年収や福利厚生は悪くなので、そこが一番のネックにはなりますので、こちらに詳しくまとめています。
【実体験】メガバンクから転職した時の後悔と後悔しないための行動
ただ、僕自身の結論は早く行動すべきであったということで、理由は大きく分けてこの2つです。
- 目先のお金よりも大事なものは、様々な経験&有益な時間
- それにより、徐々にお金が付いてきてバク稼ぎしている人がいる
一番下の方は銀行員でないですが、僕がいつも参考にしている人はこちらの3人で、参考程度にどうぞ。
- きたしょー@元銀行員エンジニア(@KitamuraShohei):地方銀行→ブロガー兼エンジニアで月商100万円超
- クニトミ | 副業サラリーマン(@kunitomi1222):三井住友信託→Webマーケ会社&ブロガーで月商300~500万円
- マナブ@バンコク(@manabubannai):フリーランス&ブロガーで年商2~3億円
僕がブロガーをしているので、ブロガー中心でしたが、色んな人生があり、色んな稼ぎ方があるということを知って頂きたくて、例を出しました。
2.転職活動をスタートする
それでは、転職活動をスタートさせるためにも、転職エージェントに登録をして相談してみましょう。
僕自身も合計で2回の転職で転職エージェントに相談をしましたので、実体験を中心に話をしていきます。
2-1.転職エージェントって使った方が良いのかな⁈
利用した方が確実に進めやすいです。
理由は、この4つです。
- (転職活動初めての方)やり方がよく分からないから
- 非公開求人が圧倒的に多いから(8割ぐらいというところが多い)
- 自分よりは確実にキャリアのプロであるから
- 自分よりも他の業界・職種の状況を把握しているから
ただ、転職エージェントを利用する際には、この4点に注意しましょう。
- 求人に記載している上限の年収は当てにしない
- 転職エージェントのノルマ営業に左右されない
- 担当者の対応不足には毅然とした態度をとる
- 転職エージェントの話を全て鵜呑みにしない
ほぼ実体験に基づき解説しているので、信ぴょう性はあると思います。
2-2.転職エージェントを選ぶ時には何か注意点はある⁈
少し変化球な答え方をしますが、大手であれば会社の違いよりも各エージェントの担当者の違いを比較した方が良いです。
なぜなら、どの転職エージェントにもベテラン&経験の浅い担当がいるから。
なので、最低2社は活用することを実体験としておすすめします。
各エージェントを比較したり、競わせるたりするためにも2社は活用した方が良いです。
僕が2度の転職活動で10以上の転職サイト・エージェントを利用して良かったのはこちらのサイト。
どれも登録は数分なので、さらっと見てみましょう。
実際に利用したサイト・エージェントのみ
おすすめの転職サイト
ビズリーチ
ある程度の年収を狙うなら登録必須のプラットフォーム。このプラットフォームから沢山の企業・プロのエージェントと出会えました。これはガチな話、1度目の転職であればビズリーチだけを利用するのは少し心細いので、大手のエージェントで自分の専属担当+ビズリーチ(様々な企業に直接&他のプロのエージェント)がおすすめです。
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おすすめの転職エージェント
JAC Recruitment
2度目の転職で知りました。とくに金融関連・IT/Web関連にも強いです。コンサルタントの質も全般的に高かったので、年収600万以上なら登録です。結果的にこちらを利用して転職しました。転職するなら次回も使います。
\知人・友人にJACを進めたい方94.7%/
dodaエージェント
業界No.2だけあって、エージェントの方の対応もすごく良かったです。求人数も約10万件あって、ここで探せない求人はほぼ無いといってもいいぐらい。拠点数も多く、ほぼ全国対応なので誰にでも合致する転職エージェントかと。
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3.銀行からの転職先を考える
それでは、転職エージェントへの相談と並行して、自分自身でもある程度業界を絞っていきましょう。
一番肝になるのがどのような転職先を選んでいくべきなのかですので、細かく解説していきます。
3-1.特段やりたいことが無いんだけど、転職先はどう選べばいいの⁈
行きたい業界ややりたい仕事が決まっていないという方は、伸びている業界に属している会社という基準で選ぶべきです。
なぜなら、伸びている業界=優秀な人材が集まりやすい=さらに伸びる可能性が高い=周りにつられて年収が上がりやすいから。
僕は最初に転職をする時に、一番困った事項が恥ずかしながらやりたいことが無いということでした。
僕も明確には無いかも…
これはとあるベテランの転職エージェントが言っていましたが、銀行員はやりたいことが無いという人が多すぎるとのこと。
なのでそういった方向けに、銀行員の転職先ランキング【失敗しない転職先はこれだ!】を具体的にまとめています。
銀行員の転職先ランキング【失敗しない転職先はこれだ!】
3-2.コンサル会社を希望する人が多いけど実際どうなの⁈
外資を中心に生き残り競争は激しいので大変ですが、個人的には魅力的な業界です。
こんな理由で、銀行員からコンサル会社を希望する人は増えていますね。
- メガバンクでの大幅な人員削減等により銀行のビジネスモデルに危機感を抱いている
- 銀行時代の厳しい教育的指導を受けてきた銀行員に合致する業界である
- メガバンクよりも早く成長できる業界である
- 銀行で働くよりも起業のイメージが湧きやすい
ただ、転職エージェントとも話したのが、憧れて外資系コンサルに行く人の大半は社内であまり相手にされずにすぐにやめてしまうという現実。
年収を下げても教育体制の整った日系のコンサル会社の方がいいかと…。
コンサル業界も沢山の種類がありますし、種類によって必要なスキルや経験も異なってくるので、別の記事でまとめています。
転職者に聞く!メガバンクの銀行員がコンサルに転職する理由と方法
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3-3.結構よく聞く公務員への転職はどうなの⁈
僕の周りにも複数名が銀行から公務員になっているので、結構人気のある職ですよね。
ざっくりとおすすめする人は、
- 実績に縛らることがとにかく嫌
- 程よく銀行員の知識やスキルを活用して活躍したい
- 仮に活躍しても周りの人と同じ給与で良い
- 50代で出向は不安
おすすめしない人は、
- 実績に縛られることは嫌だが、周りよりも活躍した時に給与という形で報われたい
- 銀行員は合わないが、モチベーション高く前向きに仕事をしていきたい
風土や給与面など、銀行員と公務員の比較もしているので、こちらをどうぞ。
銀行員から公務員への転職は有利なの?【結論、有利です】
3-4.最近はベンチャー企業への転職も聞くけど、どうなの⁈
僕の周りでも結構いますし、皆さんの周りにも増えているのではないでしょうか。
銀行を辞めてベンチャー企業に挑戦する銀行員が増えているのはこんな理由からです。
- 前向きな仕事をしたいから
- より成長できる機会が多いから
- 銀行の未来が不安だから
- 銀行組織はまだまだ能力よりも上下関係重視だから
僕の3社目はベンチャーのような会社で、マネジメント・新規事業開発など、銀行ではなかなか勉強できないような経験を積むことが出来たので、一番のおすすめです。
特に20代であれば、僕はベンチャー一択ですし、もし今のフリーからサラリーマンに戻るのであれば、10~30人程度の会社に入り、経験を買います。
自分の実体験や周りのベンチャー企業で活躍している元同僚などの話も含めて、まとめているので、こちらをどうぞ。
銀行員がベンチャー企業に転職する4つの理由
3-5.インセンティブ制のM&A仲介会社はどうなの⁈
僕の周りでも結構いますし、僕自身も銀行からM&A仲介に入りました。
銀行からの年収を下げたくない、一度インセンティブで挑戦したいというお考えの方も多いかと思います。
僕は活躍できませんでしたが、活躍している方の特徴はこのような方々です。
- サラリーマンではなく、ビジネスマンの考え方をしている人
- ゴールまでのスケジュールを細分化し、お客様のスケジュールまでしっかりとコントロール出来る人
- ビジネスを考えるのが上手な人
自分の実体験をもとにまとめているので、ご関心のある方はどうぞ。
【内情を話します】銀行から大手M&A仲介に転職して活躍する人は?
3-6.プルデンシャル生命はどうなの?
僕の周りで、プルデンシャル生命に転職した地銀出身者にインタビューをしましたので、一度は気になるプルデンシャル生命のリアルをお伝えします。
銀行員からプルデンシャル生命に転職して成功した人にインタビュー
doda:求人数トップクラス、転職者満足度No.1転職エージェント
JAC Recruitment:30代以上の銀行員なら利用すべき転職エージェント
ビズリーチ:年収600万円以上なら利用すべき転職サイト
4.転職成功に向けた具体的な対策を練る
転職エージェントにも相談して、転職先の目星も付いて来たら、具体的な対策が必要になってきます。
最近の転職エージェントはあの手この手でサポートしてくれるので、使い倒すつもりで、職務経歴書の書き方や面接対策の相談もして下さい。
また、僕のやり方も参考にしてもらえれば、より進めやすくなるはずです。
4-1.銀行から異業種への転職は苦労しないのかな⁈
僕の結論としては、
- 20代:全然OK
- 30代:銀行員の業種or職種どちらかに親和性が無いと結構きつい
- 40代:ポテンシャル採用はほぼ無し
特にコロナ過においては、企業も採用を絞っているので、以前よりは苦戦するでしょう。
ただ、全ての業界が苦戦しているわけでは無く、伸びている業界・企業があるので、銀行員としての強みを活かして、有利に進めていきましょう。
4-2.銀行員から転職する時の転職理由はどうすればいいの⁈
転職理由は、面接で大事な3大要素(転職理由・自己PR・志望動機)の一つですね。
この3つに一貫性があることが大切です。
そして、この転職理由を説明する時に、まず押さえなければいけないのが、面接官が見ているポイントです。
- 筋の通った転職理由かどうか
- 銀行内の悪口・ネガティブワードになっていないか
- その退職理由は今の銀行で達成できないことなのか
- 再度早期退職する可能性がないか
このようなことに注意しながら、進めることが必要で、具体的な例文等はこちらでまとめています。
銀行員の転職理由を上手に伝える方法【具体例あり】
4-3.自己PRはどう考えたらいいの⁈
銀行員の強みを活かしつつ、自分の経験を合わせて説得力のある説明を目指します。
ちなみに、銀行員にはこんな強みがあります。
- 新人の時から中小企業の社長と対等に仕事ができるという豊富な経験
- 数字への強さ
- 論理的な説明能力・豊富な知識
- ゼネラリストとしての能力向上
- コツコツと積み上げる地道さ
- ストレス耐性
- 銀行員という安心感・信頼感
プラスαで自身の経験を合わせることで面接官をうならせましょう。
具体的な進め方については、こちらでまとめています。
【実例で紹介】銀行員から転職した時の自己PRはこう考えました
4-4.聞きなれない職務経歴書はどう書けばいいの⁈
僕自身初めて転職活動をした時には、履歴書と同じでしょ…と思っていたのですが違います。
言葉の通り、経験した職務を詳しく書くと同時に、自己PRも載せていきます。
僕が銀行からM&A仲介に転職した際にまとめていった方法をベースにまとめているので、ご覧下さい。
職務経歴書は履歴書ではない!みずほ銀行から転職した時はこう考えた
お疲れ様でした。転職エージェントも上手に活用しながら、明るい未来をゲットしましょう!
5.【まとめ】辞めて後悔しないための4ステップをおさらい
- 銀行からの転職を考える
- 転職活動をスタートする
- 銀行からの転職先を考える
- 転職成功に向けた具体的な対策を練る
そして、転職活動を進める上で、必須になるサイトやエージェントへの登録・相談です。
僕の結論はシンプルで、まずはビズリーチ(転職サイト)と大手の転職エージェントに何社か登録してみるで、間違いないということです。
冷たい言い方をすると、あとは企業とのマッチング次第ですので、こちらをご覧下さい。
実際に利用したサイト・エージェントのみ
おすすめの転職サイト
ビズリーチ
ある程度の年収を狙うなら登録必須のプラットフォーム。このプラットフォームから沢山の企業・プロのエージェントと出会えました。これはガチな話、1度目の転職であればビズリーチだけを利用するのは少し心細いので、大手のエージェントで自分の専属担当+ビズリーチ(様々な企業に直接&他のプロのエージェント)がおすすめです。
\年収600万円以上の方の支持No.1/
おすすめの転職エージェント
JAC Recruitment
2度目の転職で知りました。とくに金融関連・IT/Web関連にも強いです。コンサルタントの質も全般的に高かったので、年収600万以上なら登録です。結果的にこちらを利用して転職しました。転職するなら次回も使います。
\知人・友人にJACを進めたい方94.7%/
dodaエージェント
業界No.2だけあって、エージェントの方の対応もすごく良かったです。求人数も約10万件あって、ここで探せない求人はほぼ無いといってもいいぐらい。拠点数も多く、ほぼ全国対応なので誰にでも合致する転職エージェントかと。
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