銀行員時代に実際に取得した13の資格の難易度ランキング

銀行員の業務

・入行1年目だけど、これから沢山の資格を取らなければいけない。
・取得すべき資格の難易度を見ながら、優先順位を決めていきたい。

・銀行員って沢山の資格勉強が必要になるようだけど、難易度はどのくらいなのかな。

こんにちは、月間1.5万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトル(@satoru_bloggerです。そんなお悩みや疑問にお答えしますので、是非ご覧ください。

僕自身は、みずほ銀行(個人・中堅中小企業・大企業・ファンド営業、2度行内表彰受賞)→M&A仲介(営業)→資産運用系ベンチャー(営業)と10年程度の営業活動を経験。現在はフリーランスに転身。

題名の通り、銀行員時代には、数々の資格を取得し、自称資格マスターとして君臨しておりました(笑)。

その経験を活かして、実際に僕が取得した13の資格を難易度ランキング、勉強時間・勉強日数、実際に使用した参考書などをまとめていきます。

  • 銀行員として資格試験の勉強が必要な方
  • 就職・転職活動で銀行員志望の方

この記事を読むことで、これから取得が必要になる資格取得までの大変さがイメージできるはずです。

1.銀行員時代に実際に取得した13の資格の難易度ランキング

銀行員時代に実際に取得した13の資格の難易度ランキング

ランキング前に、実際に僕が銀行員時代に取得した資格を紹介すると、以下の13個です。

ですが、これらの13個に1次まで取得した証券アナリストも加えて、14個で難易度が高い順に一覧にしてみました。

資格名難易度レベル合格率(%)勉強時間(h)日程(月)
FP1級★★★★★5~152401//5/9
宅地建物取引士★★★★★15~1720010
証券アナリスト★★★★★45~55600春/秋
簿記2級★★★★15~301502/6/11
証券外務員1種★★★40~4580毎月
証券外務員2種★★★60~7030毎月
FP2級★★★40~50601/5/9
税務2級★★★20~30503
法務2級★★★25~35506/10
財務2級★★20~30306/10
信託実務3級★★40~45306
生保一般課程80~905毎月
生保専門変額705夏/秋/冬
損害保険募集人90~950毎月

2.資格毎の特徴、おすすめのテキスト

銀行員時代に実際に取得した13の資格の難易度ランキング

それぞれの資格の特徴、おすすめ&使用したテキストをまとめているので、参考にしてもらえればと思います。

受験時とはバージョンが異なるので、新しいバージョンのテキストや参考書を記載しているので、ご覧ください。

また、唯一証券アナリストについては会社のe-learningの動画を活用し、プロに教えてもらったことで効率的に学習ができたので、他の試験でも利用する価値はあったなと感じています。

会社でe-learningのシステムが充実していない方は、自分の財布と相談しながらプロの講座を申し込むのもありだなと感じました。

無駄に2度目の受験料を払う可能性が上がるよりも安価の可能性もあるので、念のため紹介しておきます。

それでは、難易度が高い順に解説していきます。

2-1.FP1級

上記にも記載した通り、1次(4択・記述)の合格率が数%の年もあるので、かなりの難関だと思います。

僕の場合は運も良く一発で合格することができましたが、一発合格の確率は5%を切るそうです。

おすすめのテキストは、下の関連記事でも紹介しているので、興味があればどうぞ。

2-2.宅地建物取引士

数々の資格試験の勉強をしてきた中で、一番苦労したといっても過言ではありません。

一発合格ではあったものの、合格点すれすれでした…。

試験勉強・受験を通して感じた特徴は下記の通りです。

  • 国語の苦手な自分には圧倒的に不向き
  • 法律に絡む問題が相応にあるため、法律系の学部出身者には有利
  • 年1回のテストであるとともに、不動産仲介の重要事項説明実施のために必須の資格となるので、実務で使用する人には落ちることが出来ないプレッシャーがある
  • テキストの暗記よりも問題集中心の方が良い

勉強に利用したのは、テキスト+過去問だったのですが、問題集も購入すれば良かったと猛省しましたので、追加でご紹介します。

勉強時間をそれなりに確保しながらも問題慣れが出来ていなかった自分は相当ぎりぎりだったので。

宅建のテキスト&問題集などは沢山の種類がありますが、僕はTACが合うのでTACをしようしました。

2-3.証券アナリスト

正確には、1次(3教科)までしかとっていないので正確には分かりませんが、1次取得の実体験、2次合格者の先輩から聞いたことを参考にまとめます。

  • 1次レベル講座(協会から高額テキスト購入すればOK)→1次3教科(証券分析、財務分析、経済)、2次レベル講座→2次(証券分析・財務分析・市場と経済の分析・職業倫理)
  • 試験を受験する前に、講座受講必須(アナリスト協会からな不要なテキスト(1次+2次で10万円程度)を購入しなければいけない
  • アナリスト協会から送られてくるテキストは、日本一不自然なテキストなので、別途テキスト+過去問を購入すべき(でないと、かなり大変)
  • 順調に合格すれば、会社からの費用の全額or一部補助があるはず
  • 時間を掛けて勉強すれば取得可能(合格率も高いですし)
  • 春に1次2教科(財務分析・経済)、秋に1教科(証券分析)、次の春に2次試験というのが理想の流れ

アナリスト協会に怒られますが、1次・2次レベル講座を受けるためには協会の超分かりにくい高額テキストを購入しなければ、受験資格さえ与えられません。

なので、必要ではない限り、受けること自体、阿保らしいです。

また、銀行が提供しているe-leaningをフル活用しつつ、別途のテキスト&過去問を利用しました。

テキスト&問題集は1次のみ掲載しています。

科目テキスト過去問
1次(証券分析)証券アナリスト 1次対策総まとめテキスト 証券分析 2021年試験対策証券アナリスト 1次試験過去問題集 証券分析 2021年試験対策 (2017年度(秋)~2019年度(秋)本試験)
1次(財務分析)証券アナリスト 1次対策総まとめテキスト 財務分析 2021年試験対策証券アナリスト 1次試験過去問題集 財務分析 2021年試験対策 (2017年度(秋)~2019年度(秋)本試験)
1次(経済)証券アナリスト 1次対策総まとめテキスト 経済 2021年試験対策証券アナリスト 1次試験過去問題集 経済 2021年試験対策 (2017年度(秋)~2019年度(秋)本試験)

2-4.簿記2級

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 商業簿記(60点)と工業簿記(40点)に分かれて、合計70点以上で合格となる
  • 商業簿記は範囲も広く、問題も多種多様である
  • 工業簿記は範囲が比較的狭く、ある程度パターンの決まった出題形式である
  • 工業簿記でほぼ満点(35点以上)で、商業簿記で残り(35点以上)を目指す
  • 計算なども多いので、問題集や過去問で問題に慣れる時間を多めにとる

尚、簿記2級取得までのスケジュールの立て方、テキスト・勉強方法などについては、下記で細かくまとめているので、これからまさに受ける方はご覧ください。

2-5.証券外務員1種

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 証券外務員2種に合格後、すぐに申し込むべき(内容の7割程度は2種の範囲と同じ範囲なので)
  • 取得することで、ハイリスク・ハイリターン商品の取り扱いが可能になる
  • 信用・オプション・先物・スワップ取引などの知識が必要になる
  • 1度不合格になると、再受験可能となるまでに30日必要になる

2種に合格できれば、そのペースで1種の勉強を進めれば大半の方が合格しています。

テキストは会社から支給されるテキストを使用しつつ、不安であれば問題集も使いましょう。

2-6.証券外務員2種

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 金融商品を販売するために必須の国家資格であり、一般の方の自動車免許のような存在である
  • 新卒入行の場合、入行前に取得していないと、支店内で微妙な空気を出される
  • 入行後に受験して、不合格となった場合に人としてあつかってもらえない可能性がある

これをクリアさえできれば、続けて1種の勉強をして1種は受かります。

2-7.FP2級

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • FP3級合格せずに2級を受験するためには、FP実務経験2年以上必要
  • 学科(マークシート形式60問)、実技(記述式40問)で両方とも6割以上の特典が必要
  • 内容がライフプランニングと資金計画、不動産、相続・事業承継、タックスプランニングと比較的実生活につながる内容で、個人的には勉強ではなく日々の雑学の延長というイメージ

FPは1級もそうですが、どこまで雑学を増やしたいと思えるかが、勝負だと思います。

FP1級の記事でも書いていますが、どこまで細かく知ろうとするかが大切だと感じる試験です。

尚、FP2級は1級と比べると沢山の有料なテキストが出版されているので、一応おすすめを張りますが、自分にあったテキストを選んでください。

テキスト代ももったいなので、過去問はいらないかもですが、テキスト&問題集は必須です。

2-8.銀行業務検定税務2級

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 年1回のみの試験であり重みがある
  • 法務同様になめてかかると間違いなく不合格になる
  • FPと近しい時期に合格すると、受験勉強の効率性が上がる
  • 銀行業務検定の中では、おそらく1番難易度が高いので、ある程度勉強しない限り不合格である

詳細な内容については、下記でまとめています。

2-9.銀行業務検定法務2級

簡単にまとめると、以下の通りです。

  • 六法全書等法規集は即購入すべき
  • 三答択一付記述式 10題なので、180分のテストでほぼ書き続けるので、腱鞘炎になるのを避けられない…(PC業務しかしていない人は各練習をした方がいい)
  • 合格基準は50%以上なので、とにかく関係ありそうなことをあきらめずに書く

2つ目はふざけているようでふざけておらず、実際に腱鞘炎になりかけました。

なので、テスト勉強中に複数の問題に解答し続けるといった書く練習をした方が良いです。

詳細な内容については、下記でまとめています。

2-10.銀行業務検定財務2級

中堅中小の法人営業をやっている方は、元々のベースがあるはずなので、財務・法務と比較しても圧倒的に難易度が低いです。

恐らく、1年目の財務分析研修後に受験したら、過去問1周して傾向を掴んだら、後の試験対策はいらないと思います。

ただ、2年目・3年目になると細かい内容は忘れるので、少しチェックが必要です。

詳細な内容については、下記でまとめています。

2-11.銀行業務検定信託実務3級

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 信託銀行員には必須の資格である
  • 年1回しかないので、落ちると面倒なので、信託銀行員は1度で絶対に受かる必要がある
  • レベルは高くはないが、絶対に落ちることが出来ないというプレッシャーはある

こちらは、2020年度の分ですが、このテキスト一択です。

2-12.生保一般課程

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 生命保険販売員には、免許のような資格である
  • 落ちると所属部署での立場が無くなるので、合格しなければいけないプレッシャーはある
  • 問題を解きまくればOK
  • 問題は過去問や練習問題とほぼ同じ内容が出る

会社から配布されるテキストを読み込むよりも、ネットに出ている過去問・練習問題を解きまくる方が良いです。

2-13.生保専門変額

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 生命保険販売員には、免許のような資格である
  • 落ちると所属部署での立場が無くなるので、合格しなければいけないプレッシャーはある
  • 生保一般過程よりは難易度が上がる
  • 問題を解きまくればOK
  • 問題は過去問や練習問題とほぼ同じ内容が出る

会社から配布されるテキストを読み込むよりも、ネットに出ている過去問・練習問題を解きまくる方が良いです。

2-14.損害保険募集人

簡単に特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 自動車保険、火災保険、傷害疾病保険などを販売するための資格である
  • テキストの持ち込みは一切不可だが、受験するコンピュータ画面にテキストが表示される
  • 落ちると所属部署での立場が無くなるので、合格しなければいけないプレッシャーはある
  • 勉強する必要はほぼなし

なので、不安な方は会社から支給されるテキストを一読すれば全く問題ありません。

3.資格毎の難易度や日程を見極めて、効率的な受験日程を組もう!

銀行員時代に実際に取得した13の資格の難易度ランキング

前述にも触れた内容もありますが、難易度や効率性を考慮して、このような試験日程を組むと良い気がしています。

  • 1年目入行後に、証券外務員2種→1種の流れに乗る
  • 財務2級は入行2年目もしくは1年目に取るべき
  • FP系&税務2級を同時期にして、実務経験2年以上が必要なので、3年目以降に受験する
  • FP1級に挑戦するなら、FP2級後に出来る限り早めに挑戦する

これらを参考に考えると、このような理想の順番が考えられます。

  • 1年目:証券外務員2種→1種→生保系・損保系→財務2級
  • 2年目:法務2級、簿記2級
  • 3~4年目:宅建→FP2級→税務2級→FP1級→証券アナリスト(講座のみ)
  • 5~6年目:証券アナリスト1次(3教科)→2次

もし、今まで取得してきた資格をより最短で取得しようと考えたら、このような年次・順番が最も効率的かつ最速化と思います。

実際に取得した人間が考えた一つの流れになりますので、参考になれば幸いです。

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