42Tokyoって何なの?
Pscineって何なの?
こんにちは、サトルです。僕自身は、4週間取り組みましたが、42TokyoのPiscineに落ちました。その経験からPiscineがどんなものなのか、これから受験する人にちょっとだけためになる内容をお伝えしたいと思います。
42Tokyoの規定があって具体的な試験の内容や学習内容は記載出来ないので、オブラートに包みながら、まとめたいと思います。
5分ぐらいで読めますので、良ければどうぞ。
42Tokyoとは?
42 Tokyo(フォーティーツー)は、フランス発のエンジニア養成機関です。
引用:42Tokyo
「挑戦したいすべての人に質の高い教育を」を理念にシリコンバレーをはじめ、世界各国でエンジニア教育をおこなっています。
24時間利用可能な施設、学生同士で課題を克服するピアラーニング、学費完全無料など新しい仕組みで、社会で活躍するエンジニアを数多く輩出しています。
こちらにもあるようにエンジニア養成機関になります。
経歴・国籍・学歴は一切関係ないですし、16歳以上であれば誰でも参加可能で、フランス発祥で、グローバルに拠点があります。
日本ではDMMが音頭を取っていますが、スポンサーには名だたる企業があります。
42TokyoのPiscineとは?
42Tokyoに入学するための4週間の試験になります。
僕は今回Piscineという入学テストで落ちました、、
詳しくは書けないので、簡単に内容を書くと、
- 個人課題を解く
- テストを受ける
- チーム課題を解く
この3つですが、自分が参加した時はコロナ禍真っ只中で、テストはありませんでした。通常は毎週テストがあるようです。
このPiscineで良い点数を取得すると42Tokyoに、入学することが出来るわけです。
ここからは推測ですが、この点数は課題だけではなく、周りとどれだけコミュニケーションを取れているか、人望があるかなども見られている気がします。
Piscineを受ける前にオンラインテストがあるの?
あります。
このオンラインテストがどのくらいの合格率なのかは、分かりませんが多少落ちるようです。
どのようなテストかというと、ロジックテストと暗記力テストの2種類です。
感覚的には暗記力テストは、どなたでも対策不要で、普通にやればOK。
ただロジックテストで明暗が分かれるように思います。
過去問などもありませんが、YouTubeなどを見ると多少情報が載っています。
個人的な感覚では、パズル系のゲームが得意orある程度好きであれば、対策不要。かなり苦手という方は相応に情報収集して対策を練った方が良いかと。
42Tokyoに入学後はどうなるの?
僕は入学していないので、インタビュー記事から引用すると、
Piscineに合格しても、特にやることは変わりません。課題が用意されていて、ある一定のレベルに到達すれば、おのおのが自分の取得したい科目を自由に選択できます。僕は現在、「C++」を勉強しているところです。
引用:JOBPICKS
ただ、退学制度があるので、その基準を満たさないよう注意をしています。課題の提出期限があり、それに1秒でも遅れると、退学扱いになる。Piscineに合格しても、課題の提出が間に合わずに退学になった生徒もいました。
なので、基本的には課題を解きながらの独学の継続です。
ただ、Piscineほど根詰めて課題を解くわけではなく、ある程度の期間で課題を提出していくイメージのようです。
また、42Tokyoから就職の斡旋をしてもらえるわけではないので、GAFA人材も輩出しているようですが、最終的には個人のスキルと面接次第です。
無料で42Tokyoという場を使えて、仲間とエンジニアリング力を高め合えるのは良い場ですね。
42TokyoのPiscineには落ちたけど、、得たこともある
42Tokyoに落ちた身なので、偉そうなことは言えませんが、これから受験する方に少しだけお役に立てばということでまとめます。
今回Piscineに参加して感じたこと、個人的に得たことを中心にまとめていきます。
- プログラミング初心者は、毎日最低8時間以上やらないと無理
- とにかくプログラミングに溺れるまで課題を解く
- コミュニケーション能力が無いと無理
- チーム戦が楽しい
- 少しずつ課題が解けるようになってくると周りとも打ち解けて楽しくなる
- 周りと比べて課題が遅れてくると段々厳しくなる
それでは、詳しく見ていきます。
プログラミング初心者は、毎日最低8時間以上やらないと無理
とにかく、僕のような初心者は最低でも1日8時間以上(4週間土日関係なく)は必要です。
どれだけ効率的にやっても8時間、下手すると10時間は必要かもしれません。
なので、趣味で相応にプログラミングをやっている人か、仕事で別の言語をかなり使っている方以外は、兼務は困難です。
1週間はもっても、2週間・3週間・4週間の兼務でのPiscineは体力的にきついです。
活躍している方の大半は、高校生・大学生・フリーター・ほぼ休職状態の方でした。
とにかくプログラミングに溺れるまで課題を解く
課題を解きまくればPiscineに受かるわけではないそうですが、とにかく溺れて溺れて解きまくるしかないです。
僕は全然でしたが、そのうち泳げるようになるはずです。
受かっている方は溺れながらも、最終的には泳いでいました。
コミュニケーション能力が無いと無理
課題を解きまくるという話をしたのですが、僕のような初心者は「Google検索力」だけでは解けません。自分で検索する姿勢・検索力は大事です。
必要な用語を勉強したりというのは、Google様でしますが、短時間で課題を解いていくためには、周りに質問をしなければ無料ゲーです。
学習時間を確保するのと同じくらい仲間づくりが大事です。
開始早々からこの仲間づくりの大切さに気付かずにやっていると、後々苦しくなった時に相談できる人がいなくなってきます。
僕は開始早々から仲間づくりに時間を割けていなかったので、そこが敗因の一つでもあります。
なので、開始早々から仲の良い人を作っていくことがマジで大事です。
チーム戦が楽しい
全体的には個人の課題が中心ですが、チーム課題も定期的にあります。
ランダムにチームが編成されて、チームで課題を解きます。
このチーム戦に参加するのが、仲間づくりには最適です。
僕自身課題にほぼ貢献できていなかったので、不甲斐なかったのですが、一緒に解いていくのは楽しかったです。
僕の42Tokyoは終わりましたが、チームで何かを作ったり、解いたりするということがいかに楽しいか気づくことが出来ました。
話は変わりますが、モノ消費→コト消費→トキ消費に移行している意味が分かった気がしています。同じ課題・難題に取り組む場、時を共有する楽しさを個人的に感じました。
余談で42Tokyoとは関係ありませんが、規模は小さいですがチームで何かを解く、制作していく、作り上げるということはしていきたいなと改めて思いました。フリーランスで活動していると周りと生じる面倒さもない分、そういう楽しみさが無いので。
なので、別の形でチームを編成して、取り組んでいきたいと思いました。
やはり、チームは楽しい!
少しずつ課題が解けるようになってくると周りとも打ち解けて楽しくなる
最初の数日はストレスしかありませんでしたが、Piscineにも少しずつ慣れ、課題にも慣れてきて、同じ課題に取り組む課題が増えてくると、楽しくなってきました。
「落ちた身で楽しくなってきた」と言うのも微妙ですが、あと1週間ほどあればという感じでした(笑)
進捗が遅すぎて、そこは反省です。
これから受ける方には、2周目ぐらいから楽しんでもらえるよう頑張ってもらえたらいいなと思います。
1周目はとにかく踏ん張って、我慢して、仲間を増やして、2周目から楽しんで課題を解きましょう。
周りと比べて課題が遅れてくると段々厳しくなる
参加してもらうと分かるのですが、学習時間も短いと確実に周りから遅れていきます。当たり前ですが(笑)
そうすると、段々と同じ課題をやっている人が減っていくので、相談しにくくなってきます。
なので、やはり学習時間の確保とペース配分の管理は大切です。
「15分、悩んだら他の人に聞く」と言われています。
僕のような初心者は、用語を調べるだけで15分以上かかるので、もう少し悩んだ方が良いかと思いますが、30分ぐらい悩んだら他の人に聞きましょう。
そうしないと、Piscineには合格できないはずです。
最後になりますが、Piscineはかなり厳しい試験になります。
最初の最初は、どのようにログインして、どこに課題があって、どれが問題なのか、問題文をどのように解釈すればいいのか、全てが意味不明です。
Piscineの独特の環境・ルールに慣れるまでに、相応に時間が掛かりますので、早く順応するために仲間を作りましょう!何だかんだ言いましたが、それが合格への一番の近道な気がしました。
講師がいないので、全て自分で何かしら調べたり、周りに聞かなければいけませんし。
Piscineには落ちましたが、自分自身を磨いていきたいと思います。
受かった方は、おめでとう!別の道で僕は頑張ります。
これからPiscineに臨む方は、僕のことは反面教師にして、最後まで楽しんで泳ぎ切ってください!