【これがリアル】銀行員が転職時、転職後に感じる強み

【これがリアル】銀行員が転職時、転職後に感じる強み

転職する時にどんな点をアピールすればいいのか分からない。
銀行員の強みって何だろうか。

こんにちは、月間2万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトルです。2度の転職活動で10社以上の転職エージェントからのサポートを受けてきた経験を基に、そんなお悩みや疑問にお答えしていきます!

僕自身は、みずほFG(中堅中小・大企業・ファンド営業)→M&A仲介→資産運用系ベンチャー→Web制作・Webメディア構築の個人事業主といった決してマネしないであろう道を進んでいます。

ここでは、これらの内容を解説していきます。

  • 銀行員が転職活動、転職後に活かせる7つの強み
  • 銀行員の強み以上に大切なこと

自分自身の経験、周りにいる銀行員仲間の話、転職エージェントからの話をベースにお答えします。

  • 銀行員生活に疑問を感じている方
  • 銀行から転職をする際の自己Rを考えている方

この記事を読むことで、今までよりも別の会社で働くことを前向きに捉えられるはずです。

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銀行員が転職活動や転職先で活かせる7つの強み

銀行員が転職活動や転職先で活かせる7つの強み

「元銀行員が他の企業では使えない」ということも耳にしますが、決してそんなことは無いです。

もしあるとすると、元銀行員という括りだけで、エリートなのに?意外に大したことがないなという穿った見方をする人達が多いからかもです。

僕は転職した先でも自分以外に元銀行員が多数いましたが、一般的なレベルよりも明らかに優秀でしたし、気にする必要は無いです。

それでは、7つの強みについて細かく解説します。

銀行員の強み1:若い時から中小企業の社長と仕事ができる豊富な経験

皆さん意識していませんが、他の業界の新人よりも中小企業の社長と仕事が出来ていて、大きな経験をしているのです。

なぜなら、どんな中小企業の社長でも自分達よりも遥かに人生経験は豊富だから。

僕がみずほ銀行に入行した時には、法人営業の2年目で20~30社を担当して、社長のオーダーに応えるために鍛えてもらいまいしたしね。なかなか入社2年目から中小企業の社長とここまで接点をもてる職業は無いです。

意識はしていませんが、中小企業の社長の要望に応えていくという経験だけで、自然と力は身に付いているはずです。

銀行員の強み2:数字への強さ

言うまでも無く、これは身に付きますね。

なぜなら、銀行員の仕事はどのポジションであっても数字で考え、数字を根拠にお客様や上司をする仕事ですので。

  • お客様と業績の話をする時
  • お客様への提案資料を作成する時
  • 上司に根拠のある説明をする時

知らず知らずのうちに、数字を交えて説明していますよね。

他の会社でも、どんぶり経営にならないように数字を根拠に、可視化して説明をしていく能力は求められている能力であり、これを普段から身に付けている銀行員は強いです。

銀行員の強み3:論理的な説明能力・豊富な知識

自然と論理的な説明能力であったり、知識量が増えているはずです。

なぜなら、高学歴でねちねちしている上司や経験豊富な中小企業の社長を納得させるために必要だから。

僕も沢山のねちねち上司を納得させるために、勉強もしましたし、理論武装をしていったものです。

そういった経験が、次の職場でも上司やお客様に説明をするにあたって、自然と活かされているものです。

銀行員の強み4:ゼネラリストとしての能力向上

幅広い業務に触れるため自然とゼネラリストになる方が多く、この能力も無駄ではありません。

なぜなら、どの企業にいっても他との連携により案件をまとめ上げていく能力は必要だから。

  • 中小企業:自社内での連携、他企業との協業
  • 中堅・大企業:他部署との連携

このような感じでまとめ上げていく能力が必要になってくるので、ゼネラリストとしての能力は必要です。

さらに、ベンチャー企業では営業職で入ったとしても、人手不足から新規事業開発も兼務でやったりと多くの種類の仕事を任されたりするので、決してゼネラリストの能力は無駄ではありません。

銀行員の強み5:コツコツと積み上げる地道な努力

世の中からはエリートと見られつつも、相当地道な努力を重ねていることが評価されます。

資格取得の勉強、新規先開拓のための一本一本の電話や訪問を重ねることで、自然とコツコツと努力できる地道さや勤勉さが備わっていくので。

資格取得という形で残っていたりすると、努力を結果で出せる人間だよということが説明しやすいですし、コツコツと積み上げたことが評価される時があります。

30代にもなるとスキル次第という会社が多くなるのは事実ですが、ポテンシャル採用と言うのもあるので、その土台が備わっている銀行員には有利に働きます。

銀行から転職をした時に感じた銀行員の転職におすすめの資格6選【とりあえずの取得は不要】もまめています。

せっかくなら転職に役立つ資格を取りたいですしね。

銀行員の強み6:ストレス耐性

銀行員というだけで、ストレス耐性は相応にあるというように判断してくれます。

僕らが入行前に抱いていた感情を周りの企業も抱いているので。

入行前に銀行は高給がゆえに、体育会系&大変というイメージがあったと思います。つまり、他の企業の人もそう思ってくれているということです。

それに耐えているので、ある程度のストレス耐性はついているし、次の会社でもそんなに簡単に心も折れないはずです。

銀行員の強み7:銀行員という安心感・信頼感

銀行員という肩書は世の中的に安心感・信頼感を与えます。

元銀行員というだけで世の中的にはブランドがあるので。

転職してからも、元銀行員というだけで大抵の企業の担当者が真面目に話を聞いてくれますし、このブランドは使えるところでは使っていった方がいいです。

ただ、一つ注意した方が良いのは、自分から積極的に銀行員アピールをしない方がいいです。

言動だけでなく行動・振る舞い含めてです。

ブランドがある分、同僚には逆効果になることもあるので。

銀行員=エリートという風潮がまだまだ日本にはありますが、注意しないと、銀行員の強みを活かせずに転職することになりそうです。

銀行員が転職する際に強みよりも大切なことは?

銀行員が転職活動や転職先で活かせる7つの強み

結論から話すと、異業種の場合は、「転職する時期と年齢」です。

同業、近しい業種、自分の経験から明らかに親和性のある業界であれば、この内容はほぼ無視してください。

銀行員の強み以上に転職する時期が大事

出来れば、銀行員は特に好景気を狙った方(ゼネラリストの方)が良いです。

その理由はこんな流れで解説できます。

  • 銀行員はゼネラリストが多い
  • 不景気の時に、企業は採用を絞ったり、リストラをして、事業の選択と集中をする
  • そんな中で、幅広い業務ができるゼネラリストを採用する企業は少ない
  • 採用するとなると企業側は何かに特化したスペシャリストを採用したい

何かのスペシャリストは別ですが、ゼネラリストだと自覚する人は、出来れば好景気の方が良いです。

ただ、勘違いしてはいけないのは、コロナ禍でも最高益や株価が上昇していた企業や業界があったように、全ての企業がダメではないです。

伸びている業界には人材とお金が自然と集まるので、銀行員の転職先ランキング【失敗しない転職先はこれだ!】にまとめているような業界への転職をおすすめします。

の方が、必然的に人材不足ですし、世の中からお金も集まっているので、給料も高くなりやすいです。

銀行員におすすめの転職先【伸びている業界を狙うべき】

銀行員の転職先ランキング【失敗しない転職先はこれだ!】

銀行員の強み以上に転職する年齢が大事

異業種に転職するのであれば、数年銀行を経験したぐらいの第二新卒程度が一番良いです。

なぜなら、基礎的な社会人のベースは他業界よりも早く出来上がっているので。

30代、40代になると、何かスペシャルな要素がなければ、転職のハードルは上がり、元々の年収が高い分下がりやすくなります。

まだ転職する気はあまりないけどという20代後半以上の方は、30代・40代の銀行員がリストラされる前にすべき3ステップはコレ!は意識しておいた方が良いです、

また、僕の周りの30代で優秀な銀行員の方々は、すぐに転職をしないにせよこんなこともやっています。

  • 転職エージェントに登録して相談する
  • 自分にも受けられそうなポジションの年収や業務を見てみる
  • 自分の価値・スキルを認識する
  • 実際に気に入った企業の面接を受けてみるor転職活動は一旦止めて、銀行で不足するスキル・自信を補う
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【まとめ】銀行員の基礎的なレベルは他の業界の人間よりも高い

銀行員が転職活動や転職先で活かせる7つの強み

今回取り上げた銀行員の強みはこの7つです。

  1. 若い時期から社長と渡り合う豊富な経験
  2. 数字に強い
  3. 論理的な説明能力、豊富な知識
  4. ゼネラリストとしての能力向上
  5. コツコツと積み上げる地道さ
  6. ストレス耐性の強さ
  7. 銀行員という安心感・信頼感

また、銀行員が転職する時は、強みに加えて、大事なのは時期と年齢です。

繰り返しになりますが、30代・40代の方は30代・40代の銀行員がリストラされる前にすべき3ステップはコレ!でも記載していますが、こんな動き方も実際に周りはしています。

  • 転職エージェントに登録して相談する
  • 自分にも受けられそうなポジションの年収や業務を見てみる
  • 自分の価値・スキルを認識する
  • 実際に気に入った企業の面接を受けてみるor転職活動は一旦辞めて、銀行で不足するスキル・自信を補う

左遷される銀行員の5つの特徴【集団左遷のリアルな実態も記載】が、現実になる前に行動することが大事かと思います。

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2023年2月からサトルライフ再始動!ということでブログだけではなく、YouTubeも始めました。銀行員生活にモヤモヤしている方、銀行での試験勉強から一息つきたい方、銀行から転職したい方向けに、好きなことをたまに話しています。