【銀行員の転職活動記Part5】銀行からついに退職!

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銀行員の転職活動記を全5話にてお届けしています。

Part5では、銀行から退職するまで上司への相談の流れ、手続きについても簡単に触れながらお伝えします。

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退職までのスケジュールをより具体的にする

M&A仲介会社の内定が決まってからというもの、メガバンクでの仕事の合間を縫って、退職規定や退職手続きについて調べ上げていきました。

【銀行員の転職活動記Part5】銀行からついに退職!

退職手続きの流れや、各種手続き書類の提出締め切り日など、細かくチェックしていきます。

また有給休暇の残日数も確認し、どのタイミングで退職するのがベストなのか、シミュレーションもしました。

理想としては、〇月〇日最終出社で、その後余った有給休暇を●日ぐらいは消化したいから、◆月◆日に退職って感じかな…

そうして僕は、自分なりの退職スケジュールを固めました。

ちなみに「まとめ記事」でも解説しますが、退職までどのくらいの手続きや日にちが必要なのか、2次面接前にはざっくりと調べておくといいです。

なぜなら、2次面接ぐらいから向こうの関心が高ければ、「いつから来れる?」みたいな会話が出てくるので。

話を戻しますと、その後M&A仲介会社から「内定通知書 および 内定誓約書」という書類が届きました。

その書類には、基本年収も含めた様々な決め事が記載されていました。

始業終業時刻・所定休日・有給休暇・社会保険などなど。

その書類に署名押印欄をして、返送しなければならなかったのですが…ここで困ったことがありました。

署名押印欄には「〇月〇日に入社することを誓います」という文言があって、そこに入社日を記入しなきゃならなかったんです。

うーん、まだいつから働けるか決まってないんだよなあ…

そりゃそうですよね。だってまだ銀行には、退職の意志を伝えてもいない状況だったので。

悩んだあげく、僕はキャリアコンサルタントのAさんに相談。

するとAさんは、すぐに先方の人事部に確認をとってくれて…

入社日記入欄には、想定の日付を書いてもらえば大丈夫とのことです。

ということで、すぐに解決。言われた通り、入社日記入欄には僕が想定している入社日を記入しました。

そして署名押印をし、「内定通知書 および 内定誓約書」を会社宛てに返送しました。

あとは、一番ドキドキの上司への報告を残すのみとなりました…。

転職エージェントAさんからの催促

条件面談が終わった後くらいから、Aさんは僕にとあることを催促してくるようになりました。

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この催促は、当時何度か連絡が来ていました(笑)。

というのも、僕が上司への報告に少し躊躇していたので。

やはり勇気が必要ですもんね。

上司に報告しづらくて、ここで転職を辞退する方も中にはいますが、次の会社も首を長くして待っておられますので、頑張りましょう。

Aさんも必死ですよね。

もし僕が心変わりして「転職を辞退します」と言い出したら、Aさんの営業成績&転職予定の企業への陳謝などなど、色んな意味で大変ですからね。

そして、僕は報告する意志を固めました。

上司に退職の意志を伝える

結局僕が当時の上司に退職の意志を伝えたのは、条件面談から1週間ほどたった頃。

とある会議室でのチームミーティング後、僕は上司を引き止めてその場に残ってもらい、2人きりの状況を作りました。

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退職理由や転職先のことなど具体的なお話をした後に、上司はこう言いました。

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この言葉は、なんだかとても嬉しかったです。

僕の気持ちを尊重してくれて、心配もしてくれて…

でも、僕は次の会社で挑戦をしたかったので、

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そしてその後は日を改めて、具体的な退職スケジュールなどについて上司・部長と話し合い…

人事部との面談もして、結果、最終出社日と退職日は、僕が想定していた通りの日付で決まったのでした。

やっぱり想定する退職日まである程度余裕を持って相談するべきだな。

…さて、M&A仲介会社の最終面接日からここまでで、約2週間ちょっと。

1か月の有給休暇を取得することが出来ました。

結果的には、あのAさんからの督促があったおかげで、報告する気持ちが固まったのと、早めに報告したことで有給休暇に入るまでの引継ぎ期間を十分に取れた感じです。

そして僕は、「退職手続き」という最後のステップへと足を踏み出しました。

バタバタの退職手続

そもそも僕の退職スケジュールはというとこんな感じで、

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という流れだったのですが…

退職までトータル3か月間あるので、結構余裕があるスケジュールに思えますよね。

でも実際は、結構ドタバタでして。

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理由は以下のとおりです。

  • 当時半年程度かけた収益額数億の大型案件が大詰めだったこと
  • 最終出社日がその大型案件の契約日だったこと
  • 最終出社月は休日出勤もするぐらいだったこと

退職手続きだけなら別に忙しくもなんともないのですが、通常業務&引継ぎを同時並行だったので、結構大変でした。

退職手続きは、色んな部署に提出しなければいけない書類とか沢山ありました。

銀行や人によっても異なるとは思いますが、ざっくりとまとめるとこんな感じでした。

  1. 「退職事務手続」申請
  2. 「退職願・誓約書」を上司・所属長に提出
  3. 「借上住宅入退去」に関する書類提出
  4. 「財形」の口座解約
  5. 「持株会」の退会手続
  6. 「健康保険組合」関連の手続
  7. 「企業年金基金」関連の手続
  8. 「退職証明書」などの各種証明書の発行依頼
  9. 退職日当日に「保険証・セキュリティーカード・IDカード・徽章・名札」等を返却

手続きも分かりにくい箇所があるので、周りに退職手続の相談を聞かれないようにこそこそと連絡をして…。

割とシビアな退職手続の締め切り日もあったので、もうてんやわんやでした。

それでも、そんな忙しい日々にも終わりはやってきて…

ドタバタの2ヶ月間を終えた僕は、ついに最終出社日を迎えることになったのです。

いよいよ最終出社日…

何年も働いてきたメガバンクでの、最終出社日がやってきました。

最後の仕事は、お世話になった人たちへの挨拶まわり。

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午前中に大型案件の契約・事務処理を済ませ、午後から仕事でお世話になった方やプライベートでお世話になった人たちと、言葉を交わしていきました。

僕が退職することにびっくりしている人もいたし、はたまた「実は俺も転職しようと思ってるんだわ…」なんて告白をしてくれる人もいましたが、総じて皆、「新しい会社でもがんばって!」と応援してくれました。

最終出社日になって、メガバンクで過ごしてきた時間は無駄ではなかったし、無駄にしてはいけないと思いました。

そんな風に思った最終出社日でした。

全てが終わると、何かすごく名残惜しいな。もう少しいても良かったかな…

なんて、下らないことを考えながら帰路に就きました。

最終出社日が終わった後は、約1ヶ月間にわたり有給休暇を取得しました。

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こうして、銀行からの転職活動は終了しました。

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最後に、今までご覧いただいた転職活動記をまとめて、流れと銀行からの転職を成功させるために大切なことを次の記事でまとめています。

2023年2月からサトルライフ再始動!ということでブログだけではなく、YouTubeも始めました。銀行員生活にモヤモヤしている方、銀行での試験勉強から一息つきたい方、銀行から転職したい方向けに、好きなことをたまに話しています。