職務経歴書は履歴書ではない！みずほ銀行から転職した時はこう考えた

僕自身は、みずほFG(中堅中小・大企業・ファンド営業)→M&A仲介→資産運用系ベンチャー→Web制作・Webメディア構築の個人事業主といった決してマネしないであろう道を進んでいます。

ここでは、これらの内容を解説していきます。

自分自身の経験、周りにいる銀行員仲間の話、転職エージェントからの話をベースにお答えします。

• 銀行からの転職を少しでも意識し始めた銀行員
• 転職活動を始めたが、職務経歴書の書き方が分からないという銀行員

この記事を読むことで、転職活動時の職務経歴書という一見聞きなれない書類の記載方法が具体的に分かります。

履歴書ではなく職務経歴書とは何か？

職務経歴書は単なる経歴を記載するだけではなく、自身の経験・実績・資格・スキルからどのようなことが出来るのかをしっかりとアピールするために使用します。

ですので、単なる経歴を記載する履歴書とは異なります。

履歴書は、アルバイトの面接で使う書類で、住所・氏名・学歴・取得資格・簡単な自己紹介ぐらいですね。

アレンジ性はほぼ無く、ただ埋めていくだけのものです。

職務経歴書は、内容次第で、企業の面接に進むことができるかどうか、合否を分ける大事な書類なので慎重に記載する必要があります。

ちなみに、職務経歴書の書き方は、僕も転職エージェントに無料で相談し、修正を繰り返しました。

なので、初めての転職活動では、しっかりとした「JAC Recruitment」や「マイナビエージェント」などの転職エージェントに相談しつつ、進めた方が良いです。

無料ですし、人の意見を聞いた方が、圧倒的にクオリティも上がりますしね。

銀行員が転職をする時の職務経歴書の書き方

職務経歴書は下記のような書き方で進めていきます。

職務経歴書を記載すると同時に、【これがリアル】銀行員が転職時、転職後に感じる強みを実体験に基づき言語化してみたので、参考にしてみてください。

【これがリアル】銀行員が転職時、転職後に感じる強み

詳細については次から解説します。

職務要約

記載するポイント・内容は以下の通り。

書き方の例は、このような感じです。

職務経歴

記載するポイント・内容は以下の通り。

業務内容(担当先、担当業務、実績)

記載するポイント・内容は以下の通り。

書き方の例は、このような感じです。

期間	担当業務	実績
20××年×月 ～ 現在	○支店○部所属 中堅企業20社を担当(繊維 や自動車部品製造が中心) 【業務内容】 ・融資、預金、為替業務 ・海外進出支援 ・事業承継コンサル ・ビジネスマッチング	・20××年度 融資額目標達成率100% 収益額目標達成率100% ・20××年度 融資額目標達成率150% 収益額目標達成率200％ 行内表彰受賞
20××年×月 ～ 20××年× 月	○支店○部所属 中小企業40社を担当(印刷や金属部品製造が中心) 【業務内容】 ・融資、預金、為替業務	・20××年度 融資額目標達成率80% 収益額目標達成率60% ・20××年度 融資額目標達成率110% 収益額目標達成率100％

保有資格、スキル

記載するポイント・内容は以下の通り。

ビジネス上プレゼン資料を作成するためのPowerPointや集計などのためのExcelはどの業界でも必須ですのスキルですね。

PCスキルの記載例は、このような感じです。

少し余談ですが、僕が実際に感じた銀行員の転職におすすめの資格6選【とりあえずの取得は不要】もまとめています。

銀行員の転職におすすめの資格6選【とりあえずの取得は不要】

自己PR

一番大事な内容であり、苦労する項目です。

なぜなら、他の項目と比較して一番オーダーメイド性が強い項目だから。

押さえるべき流れは、この5つです。

【まとめ】職務経歴書は自分のアピールのために時間を掛けて作成しよう

今回の内容をまとめるとこのような感じです。

職務経歴書は、最初の書類合否を左右する大事な書類ですので、僕自身も中学校時代からの経歴の棚卸～職務要約～自己PRまでを作成するのに2～3日を掛けて作成してました。

みなさんもしっかりと時間をとって作成しましょう。