銀行業務検定の法務3級ってどのくらいの難易度なの⁈
どのような勉強方法がいいの?
こんにちは、月間1万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトルです。そんなお悩みや疑問にお答えしますので、是非ゆっくりと見ていってください。
僕自身は、みずほFG(中堅中小・大企業・ファンド営業)→M&A仲介→資産運用系ベンチャー→Web制作・Webメディア構築の個人事業主といった決してマネしないであろう道を進んでいます。
この記事では、財務3級の試験内容、難易度、おすすめのテキスト、勉強方法、勉強時間などについてお伝えしたいと思います。
自称資格マスターの僕は、法務2級以外にもにもあらゆる資格(FP1級・簿記2級・銀行業務検定財務&税務2級・証券アナリスト1次3教科など)を取得し、独学でほぼ1発で受かってきました。
仕事は、、、でしたが、勉強はぼちぼち得意な方です。
この記事を読んで一発合格しましょう。
財務3級の一問一答、計算問題を中心とした解説のYouTube動画も作っているので、よければ活用ください。
1.銀行業務検定財務3級試験とは(試験日程・内容・合格点)
銀行業務検定財務3級とは、
主に金融機関の中堅行職員の方々を対象として、取引先企業の深耕と与信判断等の融資業務に必要とされる財務知識について、財務諸表・財務分析の両面からその習得程度を測定します。
引用元:経済法令研究会「財務3級」
中堅行職員とありますが、正直1年目の延長で取得してしまった方が取得しやすいでしょう。座学と実務は少し違う部分ありますしね。
なぜなら、1年目の財務分析研修の内容が頭に入っていれば、怖いテストではないからです。
僕自身は3年目に財務2級を取得したのですが、勉強用の財務分析については忘れかけており、少し苦労しました…。
2年目に受けていれば、勉強時間はかなり削減できたと思います。
話がそれましたが、受ける時期によって勉強の効率性が変わりますので、参考にしてください。
それでは、本題に戻ります。
1-1.試験日程
CBT試験は通年ですが、共通の検定試験は毎年6月・3月の日程で行われるため、一番良いのは1年目の3月か2年目の6月に取得することです。
下手すると1年目の研修の勉強の延長で簡単にとれてしまうのではないかと思います。
1-2.試験内容
試験の内容等は以下の通りです。
出題科目 | (1)財務諸表 30問 (2)財務分析 20問 |
出題形式 | 五答択一マークシート式 50問(各2点) |
試験時間 | 120分 |
持込品 | 受験票、筆記用具(HB程度の鉛筆またはシャープペンシル、消しゴムのみ) 電卓(1台のみ、ただし金融計算、関数、メモ機能付きは不可) |
120分はしっかりと集中して、頑張りましょ。電卓は絶対に忘れないように
1-3.合格点
合格点は60%以上となっております。
最終的な解答にまでたどり着かなくてもかならず選択しましょう。
5択ですからね。
2.銀行業務検定財務3級の合格率・難易度

合格率は低めで30~35%となっており、難易度は少し高めといえます。
中堅中小の法人営業をやっている方にとっては、元々のベースがあるはずなので、難易度が下がります。
難易度もまあまあ高めなので、過去問5回分でしっかりと解き方を思い出してから試験に臨みましょう。
3.銀行業務検定財務3級のテキスト・問題集

問題集はこちらです。
もし個人営業の方で、財務分析の経験が浅い方については、テキストも
も活用するとより理解が深まるでしょう。
4.銀行業務検定財務3級の勉強方法・勉強時間

この勉強方法で十分合格できます。
- 【個人営業の方は】公式テキストで学習する
- 問題解説集(過去問5回分)を1周する
- 1周で不安であれば)問題解説集をもう一周する
以上終了です。
法人営業で、普段から財務に触れている方については、問題解説集で過去問5回分×3~4時間で20時間程度で十分でしょう。
また、個人営業の方については、公式テキストの勉強もした方が良いので、その2~3倍ぐらいとみておいた方が良いと思います。
財務3級の一問一答、計算問題を中心とした解説のYouTube動画も作っているので、よければ活用ください。
5.【まとめ】銀行業務検定の財務3級は若手のうちに受験せよ!
今回の記事をまとめるとこのような感じです。
- 新入行員時代の財務分析研修を忘れないうちに受験するのが吉!
- 意外と合格率が低いので、注意が必要
- 勉強方法は過去問を解きまくること、不慣れな方はテキストも目を通すべき
銀行業務検定3級シリーズの中では、税務3級の次に難しい科目なので、一発で早めに合格をして次に進みましょう。
これも実体験ですが、銀行員で生きていくために資格取得が必須であることは「銀行員に資格試験の勉強は必要?【出世のための一つの手段です】」でもまとめています。
それでは、みなさんが一発合格されることを祈っています。