銀行の面接で大事な自己PR・志望動機・逆質問について解説

銀行の面接で大事な自己PR・志望動機・逆質問について解説

銀行の面接でどんなことを聞かれるのか知りたい。
逆質問はどんな質問がよいの?
呼び方は御行って呼んだ方がいいの?
自己PRと志望動機はどう考えたらいいの?
銀行の面接でニュースとかの話題って出るの?

こんにちは、月間2万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトルです。そんなお悩みや疑問にお答えしますので、是非ゆっくりと見ていってください。

僕自身は、みずほFG(中堅中小・大企業・ファンド営業)→M&A仲介→資産運用系ベンチャー→Web制作・Webメディア構築の個人事業主といった決してマネしないであろう道を進んでいます。

ここでは、これらの内容を解説していきます。

  • 銀行の面接で重要視されるスキル・能力
  • 銀行の面接で最も大事な自己PRと志望動機
  • ちょっとした銀行の面接対策4つ

自身のみずほ銀行入行時、同僚が参加していた採用面接の話を基に解説していきます。

  • 銀行への就職・転職をお考えの方
  • 銀行に関心のある方

この記事を読むことで、志望している銀行の内定獲得に一歩近づけるはずです。

銀行の面接対策をする上で、銀行業務への理解は必須なので、銀行員の業務内容は⁈元みずほ銀行員がリアルかつ細かく解説を読んでからの方が、より内定獲得に近づけるかと。

銀行の面接で重要視されるスキル・能力

銀行の面接で大事な自己PR・志望動機・逆質問について解説

それは下記の通りです。

  • コミュニケーション能力
  • 信頼感
  • 忍耐力
  • 勉強好き

となり、詳しく解説していきます。

コミュニケーション能力

銀行員には特に高いコミュニケーション能力が求めれます。

なぜなら、とにかく多種多様な人と接するのと顧客との調整だけでなく細かい行内調整が多いので。

僕自身も大きな案件を担当するにつれて、顧客との調整・行内調整が非常に大変だったのを覚えています。

なので、高いコミュニケーション能力は必須ですね。

信頼感

メーカーのように商品を扱うのではなく、顧客の大切なお金を扱う商売なので。

入行した際に、みずほという信頼の塊を背負った瞬間に、信頼・信用商売であることをより実感しました。

1人の担当が顧客の信頼・信用を踏みにじることが、銀行全体の信頼を無くすことになり、商売にならなくなるので、信頼できる人間かどうかはどの企業よりも見られますね。

忍耐力

顧客との交渉、行内調整、ノルマ…などストレスフルな毎日ですので。

また、メガバンクに求められている顧客の目線は高いので、よりストレスが溜まります。

これに耐えうる人間かどうかは非常に大切なポイントです。

勉強好き

幅広い知識が必要になりますので日々勉強が必要になります。

なぜなら、顧客は銀行員なら何でも知っているだろうと錯覚しているから。

特に、1年目~5年目ぐらいまでは業務が終了後、土日は勉強が待っています。

僕は資格をより多く取得したので、辞めるぎりぎりまで勉強していましたが…

とにかく、半強制に近い勉強が3年目ぐらいまでは続くので、これに順応できるか見られます。

勉強、勉強の日々になることは、銀行員に資格試験の勉強は必要?【出世のための一つの手段です】にもまとめています。

銀行員に資格試験の勉強は必要?【出世のための一つの手段です】

銀行員に資格試験の勉強は必要?【出世のための一つの手段です】

銀行の面接で大事な自己PRと志望動機は?

銀行の面接で大事な自己PR・志望動機・逆質問について解説

全ての企業でそうですが、大事なのは自己PR・紹介と志望動機です。

なぜなら面接はその人がこの銀行に入ってどのように働いてくれるのかイメージするために実施するからです。

なので、この2つについて、詳しく解説していきます。

自己PR・自己紹介

繰り返しになりますが、面接で特に重要視されるのは、

  • コミュニケーション能力
  • 信頼感
  • 忍耐力
  • 勉強好き

これらを証明する自分の経験談・エピソードを語る必要があります。

それぞれ簡単に解説していきます。

コミュニケーション能力 何か仲間と一緒にやり遂げたことを語る
信頼感仲間と一緒に成し遂げたことやバイト先で信頼されて任されていた業務で結果を出したことを語る
忍耐力何か仲間と一緒にやり遂げたことの中で、非常に大変で苦労したけど、乗り越えてきたことを語る
勉強好きゼミでの研究、大学の成績、無ければ最近読んだ本について語るとか日経新聞を数カ月読んで時事ネタを語るとか

人間なので自分の良いところを誇張はしますが、嘘はダメです。

入行した後に、ツケが自分に返ってくるので。

一番大切なことは、銀行の業務で求められているスキルや能力を備えていることをアピールするために自分の経験やエピソードを語ることです。

仮に小さな経験でも構いませんので、自分の中から引っ張り出しましょう。

志望動機

志望動機の中で、確実に聞かれる質問が下記の3つ。

  • なぜ金融機関なのか
  • なぜ銀行なのか
  • なぜ○○銀行なのか

これも、自己PRの場だと考えていいと思います。

ですので、下記のように銀行でやりたいことと自分の経験を交えつつ、具体的な事例も出して語りましょう。

なぜ
金融機関
大学時代の○○活動を通して人間力を磨いてきたので、有形商品の仕事ではなく、
無形商品を扱う人が勝負の仕事に挑戦したい、また幅広い業務にチャレンジしたいと
思っているので。
なぜ
銀行
大学時代には○○を通して多くの社会人と接点を持ち、大変勉強になりました。
中小・中堅企業RMでは、若手でも人生経験豊富な社長と対等に仕事ができると
聞きましたので、より一層成長したいと思い、銀行を選びました。
なぜ
○○銀行
御行の行員の方と話をしていて、○○を大切にしているという方が多く、
私も大学時代の○○の活動では同じことを大切にして取り組んでいたので、
大変共感し御行を選びました。

このように自分の経験を織り交ぜないと、どこかの就職サイトに記載されているものを添付したような表面的な回答になり、不合格になるので。

メガバンク志望の方は、メガバンク3行を徹底比較しているので、こちらをどうぞ↓↓

ちょっとした銀行の面接対策4つ

銀行の面接で大事な自己PR・志望動機・逆質問について解説

面接で注意した方が良いことは、この5つです。

  • 「御社」ではなく「御行」
  • 面接官に嫌われない努力
  • 日々のニュースをチェック
  • 逆質問を問われるので、しっかりと準備

それでは、まとめていきます。

銀行の面接対策1:「御社」ではなく「御行」

銀行は「御行」、呼び方は「おんこう」ですね。

そこまで重要ではありませんが、一応気にする方もいるので、「御社」ではなく「御行」にしましょう。

銀行の面接対策2:面接官に嫌われない努力

この考え方は保守的ですが、結構大事です。

なぜなら、銀行の面接は回数も多いですし、基本的には、下を落としていくイメージなので。

1人の面接官が、1日に10人ぐらいに会って、下の数名を落としていくイメージ。

つまり、卑しい話ですが、上位に入らなくても下に入らなければOKということですね。

なので、そこまで気負い過ぎず自然体で臨む方が良いです。

銀行の面接対策3:日々のニュースをチェック

最低でも、就職活動の面接シーズンが到来する2か月前からはニュースをチェックします。

銀行の面接で、直接ニュースについて問われることは少ないと思いますが、面接官とフランクな話をするときに、ニュースの話題になることがあるので。

そこでぽかーんとした表情をしていると、ニュースを見ていないことがバレバレなので。

銀行員で日経新聞を読んでいない人はほぼいないので、読んでいないだけで相手にされないこともあります。

銀行の面接対策4:逆質問を問われるので、しっかりと準備

逆質問は、自分の経験やエピソードに紐づけた質問が必須です。

自分と紐づけた質問をすることで、面接官により真剣さが伝わるだけでなく、唯一無二の質問になるからです。

また、自分が入行した後のイメージを面接官にも想像してもらいやすいので、勝手に入行前提に話をもっていくことが出来ます。

ネットに書いてあるような内容や福利厚生などは面接で聞かず、説明会などで調査しましょう。

逆質問の具体例はこんな感じです。

私は、大学時代の○○のような経験を活かして、○○銀行に入行後は○○をやっていきたいのですが、より具体的なイメージを膨らませたいので、その部署では実際にどのような業務を行っているのか教えていただけませんか。
中小・中堅企業RM後を経験した後の具体的なキャリアの計画は現時点で明確ではないのですが、中小・中堅企業RM後に活躍している方のキャリアアップについて伺ってもよろしいですか。
○○さんは、銀行内で大変ご活躍されていると思うのですが、どのように業務に取り組めば○○さんのように活躍することができるのでしょうか。その際のつらい経験やそれを乗り越えた経験などもお聞かせください。

最後の逆質問タイムによって、面接官の印象も変わるので、しっかりと準備しておきましょう。

終わりよければ全て良しと言いますし。

【まとめ】銀行の面接で大事なのは、自己PR・志望動機・逆質問!

銀行の面接で大事な自己PR・志望動機・逆質問について解説

今回の記事をまとめるとこのような感じです。

  • 銀行の面接で特に重要視されるのは、コミュニケーション能力・信頼感・忍耐力・勉強好きかどうか
  • 重要視されるポイントを押さえ、その能力を立証するエピソード・経験を交えて自己PRや志望動機を考える
  • 逆質問タイムも大切で、自己PRにつなげて質問する

自己PR・志望動機に自分のエピソードや経験を交えて話すことがとにかく大切です。

でなければ、非常に表面的になるので。

それでは、内定獲得に向けて頑張りましょう。

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2023年2月からサトルライフ再始動!ということでブログだけではなく、YouTubeも始めました。銀行員生活にモヤモヤしている方、銀行での試験勉強から一息つきたい方、銀行から転職したい方向けに、好きなことをたまに話しています。