【就職・転職活動中の方へ】銀行員に対するイメージに全部答えします

【就職面接前に5分で理解する】そもそもメガバンクとは⁈

・銀行員は、文系出身者でないと入れないの?
・銀行員は資格がないと入れないの?
・魏行員は大学名で足切りがあるの?
・銀行員ってモテるの?

こんにちは、月間1.5万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトル(@satoru_bloggerです。そんなお悩みや疑問にお答えしますので、是非ご覧ください。

僕自身は、みずほ銀行(個人・中堅中小企業・大企業・ファンド営業、2度行内表彰受賞)→M&A仲介(営業)→資産運用系ベンチャー(営業)と10年程度の営業活動を経験。現在はフリーランスに転身。

僕自身が入行前、知人、yahoo知恵袋などに記載のある就活生などの銀行員に対するイメージなどに対して、全部お答えしたいと思います。

  • 銀行への就職・転職を考えている方
  • 就職・転職活動中で、金融業界に興味のある方

この記事を読むことで、イメージしている銀行員像との比較が出来るはずです。

1..【就職・転職活動中の方へ】銀行員に抱くイメージに全部お答えします

前述の通り、銀行外の知人やネットでの銀行員に対する様々なイメージについてお答えしていきます。

このようなイメージをお持ちの方が多いですので、これらについてお答えしていきます。

  1. 大学名で足切りがあるよね?
  2. 文系出身者でないと入れないの?
  3. 資格がないと入れないの?
  4. 頭が良くないと入れないの?
  5. 銀行はブラック企業なの?
  6. 「The 年功序列」だよね?
  7. 体育会系の世界だよね?
  8. 数字やルールに細かいよね?
  9. 安定感があるよね?
  10. 年収も高く、ボーナスも高いよね?
  11. 福利厚生はいいよね?
  12. 転勤が多いよね?
  13. 休日出勤が多いよね?
  14. 銀行員はモテるの?

もし、他にもお聞きしたいことがありましたら、TwitterなどのDMを頂ければお答えします。

今回これにお答えする前に知ってほしいこととしては、どの業界・企業でも入社前と入行後にはギャップがあるということです。

なぜなら、常に隣の芝は青く見えるからです(それは銀行を辞めてからも感じる部分です)。

みなさんも今までを振り返っていただきたいのですが、高校・大学時代のバイト、部活動、サークル活動でも、入る前と入った後ではギャップがあったと思います。

なので、どの業界・企業に入ってもギャップはあるものです。

今回は銀行に関するそのギャップを出来る限り埋めてもらうために記載しますので、一つでも参考になればうれしいです。

1-1.大学名で足切りがあるでよね?

半分正解、半分不正解です。

理由は以下の通りです。

  • 確かにメガバンクはMARCH以上が大半だが、日東駒専の出身者もいる
  • 地銀であれば、もっと大学名での足切りは減るはず
  • リーマンショック後の就職活動が厳しい時代でも、メガバンクの300~400名の総合職の中に日東駒専出身者が10名近くはいた
  • 銀行業界も採用枠を絞りつつあるが、それ以上に銀行業界の人気が年々落ちている
  • 銀行の採用側からも学歴の高い学生ばかり狙っていても面接に来てもらえていない…という話が数年前から聞こえてくる

日本企業全般的に大企業の足切りは多少なりともあるかと思いますが、銀行は足切りがあるからダメだというようにあきらめない方が良いです。

1-2.MARCH以上ではないと、出世できないでよね?

半分正解、半分不正解です。

理由は以下の通りです。

  • 日東駒専の大学出身者でも順調に出世している人はいる
  • 当然母数が少ないので目立たないが、自分次第ですし、非常に親しい方も日東駒専出身で、別のメガバンクで順調にのし上がっている
  • 逆ももしかりで、中堅地銀に入行した早慶出身者でも出世コースから外れている人がいる

結局評価者も人間なので、­このようなケースもあります。

  • 上司がたまたま自分と同じ日大出身
  • 日大出身が少ないので、すごく気に入ってもらえる
  • その人に対しては上司からの人事評価も甘くなりがち

早慶やMARCH出身は多いので、同じ大学というだけで親近感が湧くことは少ないですが、日東駒専などの場合、人数が多くない分親近感が湧き、同じ大学というだけで可愛がってもらえる可能性が高くなったりします。

1-3.文系出身者でないと入れないよね?

不正解です。

なぜなら、銀行は多種多様な人材を求めているし、むしろデータ分析などの理数系の人材は文系人材なんかよりもずっと欲しがっているからです。

記憶に新しいですが、三菱UFJFGのトップも初めて理数系の出身となりました。

以前からそうですが、文系でないと入れないということは無いです。

その人に魅力があるかどうかなので、理系・文系は関係ないです。

1-4.資格がないと入れないよね?

不正解です。

理由は以下の通りです。

  • 内定時に資格を持っている人の方が少ない
  • 当然僕も何も持っていなかった

ほぼ関係ないといったのは、公認会計士や税理士などの特殊な資格を持っている方、資格取得をアピールの中心としたい方などは別になるので。

ただ、面接では他のアピールポイント+勉学(資格の勉強・成績)ぐらいの方がいいと感じます。

1-5.頭が良くないと入れないよね?

半分正解、不正解です。

理由は以下の通りです。

  • 頭が良い=勉強が出来るではないが、仮にそうだとすると、銀行に入行すると最低限の資格取得が必要になり、ある程度勉強ができた方が出世レースを有利に進めることが可能である
  • 頭の良さと勉強の出来は必ずしも連動しないので、頭が良くなくてもやっていくことは可能である

10年弱銀行に在籍して思うのは、頭の良さよりもずる賢さ、しぶとさの方が大事だと感じます。

1-6.銀行はブラック企業なの?

ほぼ不正解です。

「ほぼ」としている理由を含めて以下の通りです。

  • 現時点では仕事の割に給料は高いし、大半の部署は労働時間・サービス残業も減っている
  • 労基署からの銀行への監視は厳しいので、支店を中心にサービス残業は大幅に削減されているし、残業時間も大幅に減っている
  • 残業時間は減っているが、目標が減るわけではなく、業務時間外の努力がどうしても必要になる
  • 本部の管理セクションなどはまだまだ裁量労働という名の(サービス残業過多の)強制労働がある

昔は、業務内・業務外も会社の人と過ごすような風潮があり、業務外でも先輩から指導をもらうというのが一般的だったようですが、最近は異なります。

なので、自由度は上がっている一方で、個人の裁量が大きい世界にはなってきています。

1-7.「The 年功序列」だよね?

ほぼ正解です。

「ほぼ」としている理由を含めて以下の通りです。

  • まだまだ根深く残っているが、メガバンクを中心に数年前から人事制度が大きく変わりつつある
  • メガバンク中心に飛び級や若手の支店長起用、子会社社長への登用なども行っており、変わりつつある
  • 一方で、上記の動きはまだ一部で、地方銀行はまだ対応できていない現状がある
  • 大半の銀行がまだ年功序列で、基本的には上の年次の人の方が、上の役職であり、偉いという文化である

全般的には変わりつつあるが、そのスピード感は地銀ほどスローペースといった印象があります。

1-8.体育会系の世界だよね?

半分正解、半分不正解で、徐々に変わっている感じがします。

理由は以下の通りです。

  • メガバンクとはいえ、徐々に優秀な人材の採用が難しくなっている
  • その影響下、本部から部・支店長に若手を辞めさせないように圧力がかかっている(以前よりも優しく指導する)
  • 以前よりも厳しいだけではなく、優しい指導が増えていると聞こえてくる

また余談ですが、とある大手の証券会社でも20代には優しく、30代以降には厳しくといった流れが出ているようです。

人気が落ち気味の銀行に限らず、金融業界全般の流れかもしれません。

1-9.数字やルールに細かいよね?

大正解です。

理由は以下の通りです。

  • ある意味ギャップがあり、入行前の10倍以上細かいと思っていても足りないぐらい
  • 営業マンとして入行した場合、最初の数ヶ月は実績<ルール・手続書といってよいほど、ルール遵守が大切である
  • 全てといってもよいぐらい手続書・ルールに縛られている
  • 驚きの事例:お客様に何かちょっとしたものをもらう→接待関連の稟議書作成、ちょっとした苦情→本部に始末書のようなもので報告&再発防止策の検討&支店内での勉強会の実施

といったレベル感です。

これはほんの一例になりますが、銀行の細かさが多少伝わったかと思います(銀行業務とは⁈)。

支店内で、最初にルールを守らない、手続書を読み込まないやつだという悪いレッテルを張られると、払しょくするのが大変で、自分が提出する報告書や稟議書への風当たりが強くなり、営業どころではなくなります。

僕の2~3年目(この時期僕は半分うつでしたけど…)はまさに負のスパイラルでしたので、もし銀行への就職を本気で考えている方は、頭の片隅に入れといた方が良いでしょう。

本当にあった銀行員のあるある話

本当にあった銀行員のあるある話

1-10.安定感があるよね?

ほぼ不正解です。

「ほぼ」としている理由を含めて以下の通りです。

  • 銀行員=安定の時代は、終焉しつつある
  • リテール営業(一般個人・中小企業)にはほぼ価値がなく、価値があるのは、中堅・大企業、個人の富裕層営業ぐらい
  • 辛口な意見でお伝えすると、中堅以下の銀行はかなり厳しく、地銀の3割は5期連続本業赤字といった状況であり、今後も改善の糸口は無し

菅総理も話している通り、間違いなく中堅以下の銀行は淘汰が始まります。

完全に銀行が無くなるとは言えませんが、安定感があるとは口が裂けても言えません。

1-11.年収も高く、ボーナスも高いよね?

ほぼ正解です。

「ほぼ」としている理由を含めて以下の通りです。

  • メガバンクor大手地銀であれば、30代前半~後半には年収1,000万に届いており、30代では国民の数%の上位層に入っている
  • メガバンク含め業績の悪化が懸念され、コスト削減が急務であり残念ながら今後は微妙な状況である

また、メガバンクの知人から聞こえてくる厳しい現状としては、

  • 若手が、上の詰まり具合によって昇格を遅らされている
  • 上は上で、支店数減少により支店長ポストが極端に減っている

複数支店を一人の支店長が統括したりする影響で、大幅に支店長は減るので、今後は彼らがどうなるのか見物です。

銀行側からしたら、無駄に年収の高い支店長(支店長の年収は?)を出来る限り早く手放したいでしょうから。

1-12.福利厚生はいいよね?

大正解です。

理由は以下の通りです。

  • 銀行ほど福利厚生が整っている会社は少ない
  • 個人の寮は、きれいな場所が増えている
  • 家族の社宅は古いものが多いが、比較的良い場所に非常に安価で住める
  • 寮や社宅に入らなても、賃貸であれば家賃補助は手厚い
  • 異動する際にも転勤祝いなるものをもらえたりもする(数万~数十万円)
  • 最低限の味が確保された社食が、一食200~300円で食べれる
  • 他にも旅行代金を一部補助してもらえたり、福利厚生メニューは豊富である

別企業の知人はいますが、銀行の右に出るものは少ないと感じます。

1-13.転勤が多いよね?

正解です。

ただ、一方で変革が起きつつあります。

金融庁も事故防止の観点から監督指針を定め、一定期間で人事異動するよう地銀に求めてきた。「短期間で担当が交代すると相互理解が深まらない」との地銀や企業の声を踏まえ、金融庁は2019年12月に監督指針を改定。地銀が担当期間を柔軟に決められるようにした。

出典元:日本経済新聞「地銀、地域密着へようやく営業改革 担当期間長く」

この影響で、少しずつ異動する回数も減りそうです。

余談ですが、メガバンクは全国転勤あり、地銀は地元+都会といった感じですが、地銀の都会転勤は出世コースに乗っていることが多いので、喜ばしいことでもあります。

異動させるコストもばかにならないので、異動回数も減少・異動距離も短くなる気がします。

1-14.休日出勤が多いよね?

ほぼ不正解です。

「ほぼ」としている理由を含めて以下の通りです。

  • 通常はなく、仮に案件次第で休日出勤をしても振替休日が取れるので、無いと考えて大丈夫
  • 一定の役職以上になると振替休日は無くなり、部署・担当業務によって休日返上は相応にある
  • 裁量労働制の業務においてしっかりと振替休日が取れているかは疑問である

通常は、振替休日があるので、新入行員は休日が取れないとか気にしなくも良いです。

その分、休日の資格勉強・試験は必須ですが…。

1-15.銀行員はモテる?

半分正解、半分不正解です。

銀行員は異動も多く、大学時代から付き合っている人、同じ部署内、銀行内の人と結婚する人が多いので、微妙なところです。

一般的に高給取り・きっちりしていそうというイメージはあるので、結婚相手としては、周りよりもモテるかもしれませんが、今後は業界的にも厳しくなるので、価値は下がっていきそうです。

また、社外の人と知り合う可能性は少なく、知人の紹介や合コン、アプリ経由などで知り合っており、普通と変わらないです。

2.【まとめ】残念ながら、どの会社でも入社前と後ではギャップがあるものです

【就職・転職活動中の方へ】銀行員に抱くイメージに全部お答えします

前述の通り、入社前と入社後には必ずギャップがあり、良いギャップもあれば、悪いギャップもあるはずで、おそらく悪いギャップの方が多いと思います。

今回はその悪いギャップを出来る限り無くすために記載しましたので、銀行への就職・転職を考えている方に少しでも参考になったらうれしいです。

参考になったという方は、銀行員の業務や未来についても、下記に細かくまとめているので、参考にしてもらうことで、よりリアルな銀行員の世界が見えてくるはずです。

もし、就職活動で比較的時間が取れるのであれば、気になる企業の社員の方に多くお会いするのが一番かと思います。

僕がもう一度就職活動をするとしたら、こんな順番で考えます。

  1. 自分の譲れない条件を3つ挙げる(例:仕事内容・年収面・将来性など)
  2. それによって選択された企業で順位をつけて、出来る限り社員にお会いする
  3. 一緒に働きたいなと思う社員が多い企業を選ぶ

これが一番悪いギャップが減るやり方かなと思います。

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