最近は銀行から転職をしている人も増えているし、自分も将来が不安…。
でも一歩踏み出すのも転職活動&退職手続合わせて面倒だよなあ…。
どんな感じで転職活動って進むんだろうか。
銀行からの転職を成功させるためには、どうすればいいのか知りたい。
こんにちは、月間2万人が閲覧する『サトルライフ』を運営しているサトル(@satoru_blogger)です。そんなお悩みや疑問にお答えしますので、是非ご覧ください。
僕自身は、みずほ銀行(個人・中堅中小企業・大企業・ファンド営業、2度行内表彰受賞)→M&A仲介(営業)→資産運用系ベンチャー(営業)と10年程度の営業活動を経験。
ここでは、僕の実体験をベースにしつつ、改善点も交えてプラスαして解説しますので、これを読んでいる方は、僕よりも無駄の無い転職活動ができるはずです。
- 銀行員としての将来が少し不安な方
- 銀行の将来に不安を感じる方
- 銀行からの転職を意識し始めた方
この転職活動記や解説をご覧いただくことで、一歩踏み出しにくいという気持ちが少し和らぐと思います。
1.【銀行員の転職活動記】年収1000万でも辞めました!
転職活動記をまとめています。退職手続までの流れも含めて全5話です。
なお、ざっくりというと、このような流れになります。
- 銀行からの転職を決意する
- 転職エージェントに登録・相談する
- 転職の面接を開始する
- メガバンクからの転職先が決定する
- 銀行からの退職の流れ
という感じですので、イメージが掴めると思いますので、ご覧ください。
- ビズリーチ:年収600万円以上なら利用すべき転職サイト
JAC Recruitment:年収600万円以上なら利用すべき転職エージェント
- マイナビエージェント:20代に信頼される転職エージェントNo.1
- doda(デューダ)
:求人数トップクラス、転職者満足度No.1転職エージェント
- 【アクシスコンサルティング】
:大手コンサルファーム在籍者の転職支援数No.1のエージェント
2.【まとめ】銀行からの転職を成功させるために大切なこと
ここで、今までご覧いただいた転職活動の流れ、銀行からの転職を成功させるために大切なことを解説していきます。
2-1.転職活動の流れ
ざっくりとまとめると流れはこのような感じになります。
- エージェントサイトの登録画面で必要事項を入力【大抵5分~10分程度】
- エージェントとの面談の時間を設定【Web/電話面談可が大半】
- 面談前にできる限り履歴書や職務経歴書をエージェントサイトに登録する
- (Web/電話)面談スタート。その際に、自己紹介、強み・弱み、転職を意識し始めた経緯、検討している業界・職種、年収等の条件面などのヒアリングを受ける
- 面談後に、即企業の紹介メールが届く
- 転職エージェントからのメール(会社概要)、業界・企業サイトで企業研究&履歴書・職務経歴書(今までの仕事内容・資格・スキル・自己PR等)を修正
- 不明な点をエージェントに質問&面接を受ける企業の選定
- 転職エージェントが企業との面談日時を調整し、1次/2次/最終面接へと進む
- 最終面接の合格を頂き、年収等の条件面の交渉を実施して、転職先が決定
- エージェント経由で入社日等のスケジュールを調整
- 銀行の直属の上司や部長に退職の相談
- 銀行の人事部との面談
- 銀行の退職手続
転職活動~退職手続も考えると、最低でも3~4か月は必要です。
僕は7~8か月掛かりました。
2-2.銀行からの転職を成功させるために大切なこと
実体験(1度目・2度目の転職)&改善点を踏まえて、ポイントをまとめているのでご覧ください。
- 銀行で2年以上もやもやを抱えているのであれば即行動すべき
- 転職活動は意外と時間が掛かるので、早めに転職エージェントの登録をすべき
- 転職エージェントの登録は2社以上すべき
- 転職先の入り口の年収ばかり見るべきではない
- 転職は自分の将来を左右することなので、自己分析・企業分析は入念にすべき
- 勤務先の退職規定・有給休暇の規定を2次面接までにはチェックすべき
- 銀行で抱えていたもやもやは面接の終盤でも忘れないほうが良い
それでは、簡単に解説していきます。
2-2-1.銀行で2年以上もやもやを抱えているのであれば即行動すべき
他の記事でも話をしていますが、2年以上もやもやを抱えている方は、僕の経験上、2年後も同じもやもやを抱えています。
なぜなら、プラスの意味も含めておそらく銀行に合っていないから。
最終的には周りとの比較ではなく自分がどうしたいのかが大事なので、周りがどうこうといいうのは全く気にする必要がないです。
2-2-2.転職活動は意外と時間が掛かるので、早めに転職エージェントの登録をすべき
行動しようと思ったら、早めに転職エージェントに登録・相談すべきです。
なぜなら、転職活動開始~退職手続までに最低でも3~4か月は必要になるから。
個人的にはどっちつかずでいる方が、時間的に非常にもったいないと感じますし、「Time is money.」だと心から思っているので。
2-2-3.転職エージェントの登録は2社以上すべき
どの転職エージェントが良い・悪いではなく、自分に合致するエージェントにできる限り早く巡り合うために2社以上相談すべきです。
なぜなら、転職が当たり前の世の中にはなっていますが、自分の人生にとっては大きな節目なので、それを相性の合わないエージェントに託すのはもったいなすぎるから。
僕は、銀行から転職をするときには1社で満足はしましたが、2度目の転職では自分が信用できそうなエージェントに巡り合うまで10名程度お会いしました。
なので、出来る限り2社以上登録して相談すべきです。
2-2-4.転職先の入り口の年収ばかり見るべきではない
入り口の年収は当然大切ですが、経験を買うということも非常に大事であるからです。
特に30代銀行員で年収1000万前後になってくると、同業以外への転職であればほぼ確実に年収は下がります。
自分が将来どうなりたいのか、どうありたいのかを中心に考えて転職活動を進めることをおすすめします。

銀行員におすすめの転職先【伸びている業界を狙うべき】
また、僕が転職を考えた時に読んだ北野 唯我氏の本も転職活動の考え方の参考になるかと(今や超ベストセラー作家になっていしまいましたね)。
2-2-5.転職は自分の将来を左右することなので、自己分析・企業分析は入念にすべき
自己分析は、自分が歩んできた道のり・強み・弱み・好きなこと・嫌いなこと・目標などをしっかりとまとめます。
また、企業分析も非常に大切です。
銀行に入行して皆が感じたように入社してみないと本当のことは正直わからないですが、できる限り情報は集めておいたほうが公開歯肉から、後悔しにくいから。
これは実体験ですが、「隣の芝生は青く見える理論」でイメージとのギャップは確実にあります。
ただ、そのギャップをできる限り減らすために、転職会議などの口コミで確認したり、転職エージェントに細かい点を確認してもらったりというのは抜かりなくやるべきです。
手を抜くと、後で後悔するのは自分であり、転職エージェントではありません。
>> 転職会議とは⁈大・中・小企業を経験した僕が登録して口コミを検証
2-2-6.勤務先の退職規定・有給休暇の規定を2次面接までにはチェックすべき
大抵、転職先の面接は3次が最終というケースが多いので、最終の前の2次面接前には、銀行の退職規定や有給休暇の規定を事前に見ておいた方が良いです。
理由は以下のとおりです。
- 退職規定:退職までのスケジュールについて面接で軽く触れられることがあるから
- 有給休暇の規定:退職までのスケジュールを話すときに頭に入れておいた方が、有給休暇も取得して辞めやすくなるから
なので、社内規定・引継ぎなども踏まえて、面接で会話が出来るように事前に調べておくことをお勧めします。
2-2-7.銀行で抱えていたもやもやを面接の終盤でも忘れないほうが良い
転職の面接で1次・2次と進んでいくと、徐々にマリッジブルー状態になります。
なぜなら、皆が初めての経験だから。
僕も面接を通過していくにつれて、少し不安を抱えました。
本当に辞めていいのかと…。
別に途中で辞退することがダメではないですが、もともと転職活動を始めた時の気持ちを思い出してください。
自分がどうしたかったのか、なぜ転職したいと思ったのかを今一度考えて、進めていくことをお勧めします。
皆さんの転職活動の成功を願っています。
3.おすすめの転職サイト・エージェント
僕の結論はシンプルで、まずはビズリーチ(転職サイト)と大手の転職エージェントに何社か登録してみるで、間違いないということです。
冷たい言い方をすると、あとは企業とのマッチング次第ですので、こちらをご覧下さい。
実際に利用したサイト・エージェントのみ
\おすすめの転職サイト/
ビズリーチ
- 高年収求人No.1
- 対象年代は30代〜50代の男女で、レアな求人に出会える
- スカウトを待つだけで転職ができるので、仕事と両立しながら転職したい人も利用できる
- たくさんの方と出会う機会が用意されており、様々なキャリアのプロに相談しやすい
ある程度の年収を狙うなら登録必須のプラットフォーム。2度目の転職で利用しましたが、転職活動に多少慣れていれば、利用しない手はないです。このプラットフォームから沢山の企業・プロのエージェントと出会えました。リアルな話、1度目の転職でビズリーチだけを利用するのは少し心細いです。1度目の転職であれば大手のエージェントで自分の専属担当+ビズリーチ(様々な企業に直接&他のプロのエージェント)がおすすめです。
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\おすすめの転職エージェント/
JAC Recruitment
1度目の転職ではこの会社の存在を知りませんでした。2度目の転職で知りました。全ての業界対応してくれて、とくに金融関連・インターネット関連・技術系に強いです。コンサルタントの質も全般的に高かったので、年収600万以上なら登録です。結果的にこちらを利用して転職しました。転職するなら次回も使います。
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マイナビエージェント
- ターゲットは、首都圏・関西圏の20~30代のビジネスパーソン
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大手ですし、営業職・金融・IT業界にも強いので、20代~30代の方は登録して損の無いエージェントですね。規模としては業界3番手ですし、求人数も豊富。もう一度転職をするのであれば、マイナビエージェントは間違いなく利用しますね。
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4.【関連記事】銀行員からの転職活動をサポート
こちらでは、銀行からの転職活動をサポートする意味で、関連記事をまとめていますので、どうぞご覧下さい。
4-1.銀行員の転職事情

銀行員の転職が増加傾向にある4つの理由

うつ病になってまでなぜ銀行員の地位を守るの?【身体が資本です】

メガバンク銀行員の離職率が高い5つの理由

メガバンクから転職した時に後悔する5つの理由

銀行員に英語は必須か⁈【必須では無いですが、選択肢は拡がります】
4-2.銀行を辞めたい方に向けて

銀行員を辞めたいなら辞めるべき【元メガバンク銀行員が語る】

【銀行員1年目で辞めたい⁈】全く問題ない7つの理由

銀行のパートが辞めたいと思う7つの理由【他に挑戦すべき】
4-3.銀行員の転職先

銀行員におすすめの転職先【伸びている業界を狙うべき】

【内情を話します】銀行から大手M&A仲介に転職して活躍する人は?

メガバンク銀行員がコンサル会社に転職する理由と方法

銀行員からプルデンシャル生命に転職して成功した人にインタビュー

銀行員から公務員への転職をおすすめする人とおすすめしない人

銀行員がベンチャー企業に転職する4つの理由

銀行員から税理士への転職が最強である理由とメリット5選

30代銀行員の転職先のまとめ【経験業務毎にも解説】
4-4.銀行員から転職する際の面接対策

【元メガバンク銀行員が語る】銀行員の転職活動を有利に進める方法

銀行員が転職活動や転職先で活かせる7つの強み

銀行員が転職する時におすすめの資格【経験に基づき解説】

銀行員の転職理由を上手に伝える方法【具体例あり】

銀行員が転職する時の自己PRのポイントと進め方

【銀行員向け】転職時に作成する職務経歴書の記載方法